ハコヅメ！2

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「「『乾杯〜。』」」

紺「改めまして、僕が紺野で。」

青「青山です。」

水「水谷です。」

藤「藤です。」

川「川合と申します。」

『加藤です。』

紺「僕らSEなんですけど、藤さんたちは？」

藤「公務員です。」

川(確かに嘘ではない。)

青「じゃあ、お勤めは市役所とか？」

藤「はい、そんな感じで…。」

川(それは嘘です。)

源「そうなのよ、俺ら町山署の刑事で。
山田くん、この前の事件なんだっけ。」

山「あ、あれっすか。テロリスト的なやつです。」

源「そう、ヤツらのアジトに乗り込んで20人は制圧したよね。」

「え〜！ドラマみた〜い！」

「かっこい〜！」

源「いや、普通ですよ。」

山「よくあることです。パン！パン！」

藤(いえ、こいつら普段はコソ泥追いかけてます)

川(自分の業務どんだけ盛ってんだろう。)

紺「あの、どこの部署で働いてるんですか？」

藤「あ。受付とか。」

紺「通りで御3方とも綺麗だと思った。」

藤「またまたお上手ですね〜。」

水「いやいやいや。」

青「職場でモテるんじゃないですか？」

藤「モテるも何もうちの職場、女性の気持ちが
一ミリも理解できないガサツな人が多くて。ねっ。」

川「ああ、そうですね。国家権力を笠に着て威張る人とか。」

紺・青・水「「「国家権力？」」」

川「い゛っ！」

藤「だ、だから御3方みたいな紳士的な方と会えて嬉しいです！」

.

.

源(相手褒めながらしれっと俺らをディスってる)

山(クッソ！隣が気になって集中できねぇ！)

「ねぇ聞いてます？」

山「聞いてる聞いてる！」




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