ハコヅメ！2

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藤「休憩終わりましたー。」

伊「うん。」

藤「ハコ長、書類のストック切れそうなんで、署に取りに行ってもいいですか？」

伊「どうぞ。」

藤「川合も一緒に行く？」

川「え？」

伊「行っておいで。特捜のこと何かわかるかもよ。」

川「そうですね、行ってきます！」

.

.

『あれ？藤さんに川合ちゃん、どうしたんですか？』

署について刑事課に向かっている時向こうから見慣れた加藤さんの姿。

加藤さんは手にビニール袋をぶら下げている。

藤「あんたこそ、なんでここにいるのさ。」

『だって、私、書類のストックもらいにきたんですもん。』

川「加藤さんも…？
あの、ビニール袋持って書類取りに来たんですか？」

『あー、この袋は野暮用。
ていうか、ストック切れそうでしたよね？
書類以外にも何かありました？』

藤「……私たちこれから刑事課に特捜の動きないか偵察しに行くんだけど、くる？」

『あ、行きます行きます。そういうことか。』

そう話しながら歩いて刑事課のところへ向かうまでは良かった。

目的地が近づくほど…なんていうか…。

川「暑さのせいでしょうか…。
汗臭さが廊下まで漏れ出てる気が。」

藤「あとおっさん臭もね。」

川「うぇ…。」

藤「よし、行くよ。」

加藤さんに至ってはもはや喋ることを諦め

手で鼻と口を押さえ呼吸をしている、

私たち3人は深く深呼吸した。

藤「失礼します！書類取りにきました！(高い鼻声)」

川「はい！(高い鼻声)」



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