Last…? ページ49
桜「聖子ちゃん、助けて！」
藤「…ゴリラたちにモテて大変だね、もう。」
わちゃわちゃと刑事課の人たちと
談笑しているといきなり大声で
吉「お前ら何遊んでんだ！！」
副署長が怒鳴り込んできて
流石にみんな通常業務に戻っていった。
.
.
仕事終わり、定番化した川合ちゃんの部屋で
みんなで肉やお酒を持ち寄り宴会をしている。
源「しっかし今日はよく走ったなぁ。」
山「山狩り久々でしたからね。」
川「あ、でも私警察犬初めて見ました。可愛いですね！」
『そっか川合ちゃんお犬様の付き添いしてたんだよね。』
川「でも源さんひどいんですよ、
私が必死でトイレ我慢しているのに
"とにかく犬を追いかけろ！追いかけろ！"って。
その辺で用を足せる犬や男には分からないんです。」
源「川合、食事中だぞ。」
鈴「でも行方不明のおじいさん見つかって
本当に良かったですよね。」
源「いやいやいや、さりげなくフェードインしているけど
なんで実家暮らしのお前がいるんだよ！」
牧「私が呼びました、ペアなんで。」
源「牧高が？…よし、鈴木今だ！言ってしまえ！」
鈴「付き合ってください！」
牧「それは無理。」
川「わ〜い、鈴木さん振られた〜！」
山「あぁ、川合さっきから
俺のばっかり横取りしてるからね！」
川「え、そうですかぁ？」
源「お前段々聖子ちゃんに似てきたな。
Aちゃんに似ろよ。」
川「おこがましいですよぉ。」
藤「うん、おこがましいわ、川合、あれ。」
山「鈴木大丈夫だよ、もう一回言ってごらん？」
川「はい、鈴木さん」
川合ちゃんが鈴木さんに赤ワインを手渡しと
鈴木さんはグラスも使わずに直飲みし
お酒に強くない鈴木さんはノックアウト寸前で
みんなでその姿に笑ってしまう。
.
.
拝啓、お父ちゃん。
私を含めてここにいる警察官は
みんなしょうもない普通の人間です。
だから、今日も今日とて愚痴を言いながら仕事に勤しむのです。
きっと私はこれからの人生でこの藤聖子と加藤Aという
人たちと出会ったことを後悔すると思います。
なぜなら…キツくて嫌われまくりの警察官という仕事に
何より誇りを持てるようになってしまったからです。
END……？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 738人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なこ(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます！山田さんとのやりとりの続き楽しみにしてたので、読めて嬉しかったです！引き続き応援してます！！ (2022年10月5日 16時) (
レス) @page33 id: 247691cc0f (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - お話とっても素敵で、一気読みしてしまいました…！次の更新も楽しみにしています！ (2022年10月1日 11時) (レス) @page32 id: 354ae59861 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 続き待ってます！ (2022年9月16日 19時) (レス) @page32 id: b69c396b13 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 更新楽しみにしてます！ (2022年9月5日 17時) (レス) @page32 id: f05da85961 (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - この絶妙な更新間隔といい、次が気になる終わりといい見事に感情が振り回されてます。2人の関係がどうなるか楽しみです。 (2022年7月24日 1時) (レス) @page31 id: 6b4a195c64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みい | 作成日時：2022年6月8日 0時
