水玉ガール【tk×in♀】

ご ページ5

三人が更衣室に行くと、既に女子がわいわいと騒ぎながら着替えていた。

女子高ということもあってか、あまり女の子同士で恥じらいはなく下着も隠さないで普通に着替えている。

みんなが着替えている中で、遅れた三人も急いで着替え始める。


「あっ、伊野ちゃんのブラ可愛い〜 」


自分の胸元を覗き込みながら言う大ちゃんに、慧は少し複雑な気持ちになった。


自分のブラジャーをまじまじと見る大ちゃんの胸は自分の持っているものより遥かに大きいのだ。


キャラものの子供っぽいブラからは今にでもこぼれ落ちそうな二つの膨らみが女性ということを強く主張している。

慧は自分の中で禁断だと思う質問をしてみる。

「大ちゃん...今、何カップ？ 」

「わたし？ んーと、今はEかなぁ...この前までDだったんだけどね」


大ちゃんの口から発されるアルファベットを聞き、慧はこの質問をしたことを深く後悔した。


「伊野ちゃん？ 」


深く落ち込んでいる慧の感情を知ってか知らぬか、本物の谷間を見せつけるかのように話しかけてくる大ちゃんが妬ましくて仕方がなかった慧は、大ちゃんの胸を鷲掴みした。


「ちょっ、ちょっと...！//// 」

「は、何？ E？このちっちゃい身体にどうやったらそんなにお乳がつくの。大ちゃんのうしちち！ 」

「うしちちって、ひゃっ////ぁん...だめだってばぁ」


大ちゃんにぶつぶつ文句を言い放ちながら胸を揉 みしだいている姿は傍から見たら変人だ。


「おい、伊野尾。大ちゃんが可哀想だからそろそろいい加減にしろ！ 」


暴走する慧を止めたのは光だった。


「大丈夫だってば。ほら、私だって小さいし.../// 」

そうやって恥ずかしがる光の胸元は本人の言う通り控えめで可愛らしい。


しかし、慧はある異変に気づいた。


「光。いっつも体育の時にしてくるスポブラは？ 」

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