じゅーはち ページ18
色々企画の話をしていたらすっかり遅くなってしまった。
( 慧ちゃん、また寝てるかな... )
高木は慧のことで頭がいっぱいだった。
薮に相談して少しはすっきりしたものの...
まだ昨日の件から慧に会うのは気まずいし恥ずかしい。
でも自分が帰ってくるのを待っている慧を想像すると帰る足は早まるばかりだ。
自分がなぜこんなにも慧のことが心配で大切なのか高木にもよく分からない。
でもきっと、小さい頃から妹のように接してきたからだと勝手に思い込んでいた。
あと数分で「本当の理由」が分かることも知らずに慧の家へと向かう...______
「ただい...わぁッ!? 」
慧の両親から頂いた合鍵を使って家に入ると何かが勢いよく高木に飛びついてきた。
いきなりのことで驚いた高木だったが、何があったのかはすぐ分かり自然と笑みが溢れる。
「たかぎ... 」
「ただいま慧ちゃん。どーしたの? 」
ぎゅっと高木に抱きつきながら上目遣いで見つめる。
「ごめんね、たかぎぃ... 」
「え? 」
帰ってきた途端に、玄関で抱きつかれ
謝られた高木は何がなんだか全く理解できない。
固まっている高木をよそに、慧は話を続ける。
「昨日、お風呂であんなことしちゃってごめんなさい... 」
目をうるませて言う慧を見て高木は優しく抱きしめた。
「いいんだよ。慧ちゃんも女の子だもんね。 そりゃ、大っきい方がいいよね 」
「不安だったの...このままじゃ大人になれないんじゃないかって。 たかぎに似合うお嫁さんになれないんじゃないかって 」
そう言って慧は一枚の写真を高木に見せる。
昨日のアルバムの中で見つけた幼い二人がままごとをする写真..._____
「あの日からずっと、‘’私‘’はたかぎのお嫁さんになるって決めたんだもん 」
高木はその写真をじっくりと見て何年も前の記憶を思い出し、ハッとする。
『慧はたかぎのお嫁さんだもんね♡ 』
よく彼女が口に出す言葉。
これは...
「慧ちゃん、こんなに前のことをずっと覚えてたの...? 」
身体を密着させたままコクンと頷く。
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もろ(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます。パスワードは下にヒントがありますのでそれを見て解いてください。どうしてもわからない場合はメッセージでお答えします! (2017年3月28日 14時) (レス) id: 42c5664aeb (このIDを非表示/違反報告)
ひな - パスワードを教えてください これからも頑張ってください (2017年3月28日 12時) (レス) id: 39f411514f (このIDを非表示/違反報告)
wz6ez8eudp4neba(プロフ) - パスワード教えてください!すごくおもしろいです (2017年2月25日 10時) (レス) id: 165d1dc76f (このIDを非表示/違反報告)
もろ(プロフ) - 橙+紫さん» ぜひ出したいと考えています!出せるように更新頑張ります! (2017年2月14日 1時) (レス) id: 42c5664aeb (このIDを非表示/違反報告)
橙+紫(プロフ) - いつも楽しく見させて貰っています。少し質問なのですが圭人君や裕翔君、知念君は出てこないんでしょうか? (2017年2月13日 12時) (レス) id: 1b3b627a2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もろ | 作成日時:2017年1月23日 20時