今日は特別☆モトキ ページ23
シルクから、モトキ君がマサイ君の家で倒れたと電話がかかってきたのが数時間前。
急いで向かい、リビングへ入ると心配そうに寝室を除くマサイ君とだほちゃんが居た。
私は2人の横を通り抜け、寝室に入る。
そこには苦しそうにして布団に横になってるモトキ君が居た。私は急いで駆け寄る。
シ「朝から熱あったらしくて。でも、撮影だから無理して来たみたいで。ずっとAちゃんの名前呼んでたから。急にごめんな?」
シルクにお礼を言った後、私は持ってきた冷やしたタオルで汗を拭いてあげた。
冷たさに驚いたのか、モトキ君が目を開ける。
モ「・・・Aちゃんだ・・・。来て・・・くれたの?」
「うん。シルク君から連絡もらって。大丈夫?」
モ「心配・・・かけて・・ごめんね。でも・・・どうしてもAちゃんに会いたくて・・・」
そう言うと、私の膝に頭を乗せて腰に手を回した。
こんなモトキ君を見たの初めてかも・・・。
私は、そっとモトキ君の頭を撫でた。
「熱あるから、冷えピタ貼っておこう?あとは、何か食べて薬飲まなきゃだね。」
私がそう言うと、素直に顔を上げるモトキ君。
熱があるから、少し涙目で、いつもとは違う雰囲気に、少し照れて直視できないな・・・。
シ「今日の撮影は3人で撮るから、ゆっくり休め。あと、マサイがお粥作ってくれたから食べれそうなら食べろ。」
モ「ごめん・・・。そうする。・・・マサイもありがとう。」
私はマサイ君からお粥を受け取る。
起き上がるのは難しいよね・・・。
そう思った私は、壁にもたれかかり支えになる事にした。
私が声をかけると、ゆっくり起き上がる。
私にもたれかかっているから、モトキ君の顔がすぐ傍にあった。
モ「・・・Aちゃん・・・食べさせて?」
耳元で、いつもよりも低く熱っぽい声で囁かれる。
私は照れながらも、お粥を冷ましながら食べさせる。
食べた後、薬を飲ませ、たまに咳き込む背中をさすってあげた。
薬が効いてきたのか、少しウトウトし始めたから横にしようとしたら、
モ「ねぇ・・・Aちゃんの膝枕がいい・・・」
そう言って、さっきみたいに私の膝に頭を乗せて腰に腕を巻きつける。
モ「俺・・・もうAちゃんが居ないとダメかも・・・。それぐらい・・・す・・・き。」
そう囁いて、モトキ君は眠りに落ちた。
足はちょっと痺れるけど、こんな甘えるモトキ君は珍しいから、嬉しいな。
そう思いながら、モトキ君の頭を撫でた。
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しゃけ - こんな恋愛してみたい! (7月10日 22時) (レス) @page11 id: 9812347397 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり - すごい!!!!!!どのメンバー編でもうち的には好みでした! (2022年1月10日 5時) (レス) @page2 id: d746cfda4e (このIDを非表示/違反報告)
理音 - どれもすごくキュンキュンします! (2020年5月4日 11時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
みぃにゃん(プロフ) - るーっきゅ様 コメントありがとうございます<(_ _)>ドキドキしていただけた感じでしょうか?もしそうなら、嬉しいです!更新が遅くなりましたが、これから、また頑張りますので読んで頂けたら嬉しいです! (2018年12月2日 23時) (レス) id: 3866f47243 (このIDを非表示/違反報告)
るーっきゅ - 読んだとき思わず「きゃーーーー」といってしまいましたw (2018年11月24日 23時) (レス) id: eb57ffa2b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぃにゃん | 作成日時:2018年9月4日 13時