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宮舘さん向井さんの奢りで美味しいパスタを頂いた後
少しゆっくりして、午後の業務がスタートした。
お叱りを受けたあとよりはスムーズだけど
まだ少し、本調子とは言えない動き。
だからといって休むわけにはいかないから
できる限り全力で タスクをこなす。
目「 よっ 」
『 あ、目黒くん 』
目「 もう終業近いけど、どう？」
『 ......そんな時間？』
目「 Aのことだから そんなんだろうと思った 笑 」
話しかけてきてくれたのは 同じ部署で同期の目黒くん。
目黒くんの言葉を聞いて 周りを見渡せば
ちらほら業務を終えている社員が見られた。
デスクの上の時計は定時を指している。
そりゃ 帰る人もいるわ。
集中すると 周りが見えなくなる 悪いところが出てたな......
目「 大丈夫そう？」
『 今日残ってやってくから、明日には間に合うよ！』
『 だから 大丈夫！』
目「 いや、そうじゃなくて 」
目「 気持ち、辛くない？」
座ってパソコンに向かう私の横にしゃがんで
上目遣いで見つめてくる目黒くん。
分かりやすく眉は下がっていて
目も心做しかいつもより潤んでいるように見える。
目「 A、頑張りすぎるところあるから 」
目「 今朝のこと、引きずってないかなって 」
目「 それに 資料の修正とか作り直しとか 」
目「 ずっと、忙しそうにしてるし...... 」
なんか 俺、手伝えることない？と私を見つめる目黒くん。
『 そう言ってくれるのは超ありがたい！』
『 けど、目黒くんに迷惑かけたくないから、一人でやるよ 』
目「 .....やっぱり 頑張っちゃうよなぁ、Aは 」
目「 たまには俺のことも頼ってくれていいのに 」
『 いっつも頼りっぱなしだよ！』
『 だから 今日くらい私一人で頑張らせて 』
私の言葉を聞いた 目黒くんは
少し間を開けてから わかった と呟いた。
わかった って言ってるけど ちょっと不服そう 笑
目「 じゃあ、次は俺に頼って 」
目「 絶対だからね 」
私の頭をぽんぽん と軽く撫でて
オフィスを後にした目黒くん。
さっきは 見栄を張って 大丈夫 なんて言ったけど
やっぱり気にかけてくれる人が居なくなるのは寂しい。
『 ......早くやろ 』
目黒くんに心配かけないためにも早く残りの仕事もやらなきゃ！
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ルな(プロフ) - 明けましておめでとうございます！投稿されるたびに毎日見てるのですが話の雰囲気(？)がすごく好きでして💧今年も頑張ってください！笑 そしていい年にしてくださいね🍊 (2023年1月1日 9時) (
レス) @page35 id: 5a3c9dd92a (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち - とっても面白いです。仕事とかでミスったりしてしまうと落ち込んじゃって泣きたくなるけど、周りのみんなが助けあってくれるのがいいよね。元彼の件は…うん、別れて正解だね。 (2022年10月4日 1時) (レス) @page9 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アンスリウム | 作者ホームページ：http:/http://uranai.nosv.org/u.php/novel/kanako13111/?p=%B2%DA%BA%DA%BB%D2&&...
作成日時：2022年10月2日 0時
