# 大袈裟 Shintaro Morimoto ページ22
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(ギャグ)
「 あーーーーーーーーー！！！！！！」
『 ......なに？』
ガシャン！という割と大きめな音の後に
リビングの方から聞こえるサイレンのような叫び声。
キッチンからリビングに向かうとそこには
足をおさえて倒れる慎太郎が......
『 どうした？』
「 こゆびとれた 」
『 はい？』
「 こゆびとれちゃった 」
いやいや。
小指取れちゃった、で なるほど！とはならんのよ。
......まあ、わかっちゃったけどさ。
慎太郎の近くには木製のローテーブルがある。
どうせ その脚に小指ぶつけちゃったんでしょ。
「 だーーー！いたーーー！」
「 コイツ いつになっても俺の足にぶつかってくんだよ！」
『 はいはい、テーブルに当たらないの 笑 』
左手で自分の足をおさえながら
右手でローテーブルの脚をぺちぺち叩いてる慎太郎。
当たってるのテーブルじゃなくて慎太郎なんだけどね 笑
「 いたぁい......！」
『 もう、うるさい 笑 』
「 だってもう 小指取れたかと思ったんだもん 」
「 今回は辛うじて足の皮1枚で繋がってるけど... 」
『 いや骨身でしっかり繋がってますけどね？』
小指をぶつけるのは痛い。わかる。
でもいつも慎太郎はちょっと大袈裟。
大きな声で叫ぶのはもちろんなんだけど、
「小指食われた！」なんて大袈裟に言ったり
「慰めて！」「いたいよ！」と目でも訴えてくる。
『 ......うるさいよ 笑 』
「 今 声出してなかったじゃん！笑 」
『 違う、顔がうるさい 笑 』
「 失礼な！笑 」
もー！ホンッッットに痛かったんだから！と
手足をジタバタさせる慎太郎。
寝転んでそれやったらもう、3歳児よ 笑
『 ハイハイ、痛かったね〜 』
「 いえーい 」
『 ......おい 笑 』
頭を撫でてあげた瞬間 上機嫌に立ち上がった慎太郎。
何事も無かったかのように
おしりをフリフリさせて自分の部屋へと戻って行った。
......あの様子的に、本当は痛くなかったな？笑
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ルな(プロフ) - 明けましておめでとうございます！投稿されるたびに毎日見てるのですが話の雰囲気(？)がすごく好きでして💧今年も頑張ってください！笑 そしていい年にしてくださいね🍊 (2023年1月1日 9時) (
レス) @page35 id: 5a3c9dd92a (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち - とっても面白いです。仕事とかでミスったりしてしまうと落ち込んじゃって泣きたくなるけど、周りのみんなが助けあってくれるのがいいよね。元彼の件は…うん、別れて正解だね。 (2022年10月4日 1時) (レス) @page9 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アンスリウム | 作者ホームページ：http:/http://uranai.nosv.org/u.php/novel/kanako13111/?p=%B2%DA%BA%DA%BB%D2&&...
作成日時：2022年10月2日 0時
