おまけ2 ページ19
ふと目をあけて窓の方をみると、もう夕方になっていた
手はしっかり繋がれた状態で、ベッドの端で壁にもたれかかり目をとじて眠っている章ちゃんがそこにいた
ずっと居てくれたのかな…
章ちゃんのおかげもあり、あんなにあった熱もすっかり下がっていた
いつの間にか私のふとももや脇の下にはさまっていた冷たいものはなく、さっき着ていたはずの洋服ではないものにかわっていた
ベッドの中でモゾモゾしていたせいで、章ちゃんがゆっくり目をあけた
章「ん…起きたぁ…具合どう？」
A「うん…もう大丈夫」
章「ホンマに？どれぇ…」
寝起きのせいか、少し目をとろんとさせた章ちゃんがおでこを重ねてきた
章「うん…熱ない…よかったぁ」
そっと私を抱き寄せて、私の耳元でそう呟いた
A「ありがとう章ちゃん…」
ギュっと抱き締めかえすと、さらに強く抱き締めかえされた
A「それと…着替えのコトなんだけど…」
章「ん？？あぁ…汗もかいとったから、着替えさせたで？濡れたままおんのもよくないし、着替えた方が気持ちいいから」
A「そっか…」
顔が少し熱くなるのを感じると、章ちゃんが口角をあげて意地悪そうな顔で覗きこんできた
章「なに恥ずかしがっとんの？ただ、着替えさせただけやで？」
A「別に、恥ずかしがってない！！」
章「あははは…でも、着替えさせてる時に目ぇ潤ませて『章ちゃん』って言われた時はヤバかったケド」
少し顔を赤くさせ、口元をおさえながら上目遣いする章ちゃんに胸が高鳴る
ジーっと見つめたまま、口元に置いた手をはなし優しく髪に触れる
そしてゆっくり私の顔に、章ちゃんが近づいてくる
A「駄目だよ…うつっちゃう」
近づく顔を手でおさえ、章ちゃんを押し戻した
章「うつったら…看病してくれへんの？」
A「するけど…章ちゃんみたいに出来るかわからないし…」
章「んふふ…ほんなら、一緒にいてくれるだけでええから」
そう言って私の手をどけ、唇を重ね合わせてきた
A「本当に、うつったら大変だから…」
章「ええよ…Aの風邪やったらうつっても」
そう言って私の後頭部に手をかけて、今度は深く長めに唇を塞いできた
せっかく下がった熱が、また上がってくる様に熱くなったのはいうまでもない
A「もう…章ちゃんのバカ…」
章「ん？？嫌やった？」
A「嫌じゃ…ない」
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こじゅMAMA(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。一気読みありがとうございます。満足していただけましたか？はい。おまけ更新なかなか出来ずすいません。コメ返し遅くなりごめんなさい！頑張りますね (2015年8月19日 10時) (
レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 一気に読んじゃいました(＾ω＾)おまけの更新お待ちしてます☆ (2015年7月2日 9時) (レス) id: 5d2360f5c7 (このIDを非表示/違反報告)
こじゅMAMA(プロフ) - まぁ〜さん» まきちん名前かえたんだね( ´ ▽ ` )章ちゃん派になったのかな？やり取りよかった！？よかったです！！これからも宜しくお願いします( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年6月7日 22時) (レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
こじゅMAMA(プロフ) - ニコラさん» 久々のおまけ更新お待たせいたしました( ´ ▽ ` )ﾉ好きな作品になれてる事が嬉しいです！ドキドキデートできる様に努力しますね！コメありがとうございました！！ (2015年6月7日 22時) (レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
こじゅMAMA(プロフ) - ごまさん» 章ちゃんとともに素敵な夢を過ごして下さいな( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年6月7日 22時) (レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こじゅMAMA
x他2人 | 作成日時：2014年8月15日 16時
