おまけ ページ18
章「んー…また熱あがってきたなぁ…」
章ちゃんとの甘いホワイトデーを過ごしたものの…
あの雪の中歩いたせいか私はすっかり風邪を引き、章ちゃんの家のベッドで看病されていた
A「ごめんね…」
章「謝らんでええよw俺、医者のたまごなんやで？それに…」
私の頭を撫で、章ちゃんは優しく笑いながら口をひらく
章「俺はAの彼氏なんやから、彼女が風邪ひいとったら、看病くらい普通するやろ？」
彼氏と彼女というワードを聞いて、さらに身体があつくなってくる
私…章ちゃんと本当に付き合えたんだな…
頭がボーッとしていても、嬉しさだけは込み上げてくる
章「おかゆ食べる？」
A「いらない…」
章「ほんなら…アイスとかゼリーとかなら食べれそう？」
A「うん…それなら…」
私がそう呟くと立ち上がり部屋を出ていった
章ちゃんが少し離れただけなのに、寂しくてたまらなくなる
しばらくするとハーゲンダッツのバニラ味を持ってきて、スプーンにすくいとり、私の口の前に差し出してきた
章「はい…食べて…」
A「自分で食べれるよ…」
章「病人なんやから、甘えればええやろうw」
口をあけると、口の中にアイスをいれてくれた
バニラビーンズの香りと甘さが拡がる
口の中が冷たくて気持ちよくなり、少し意識もハッキリする
章「美味しい？」
A「うん…」
もう一度口へと運びこまれるアイスを堪能した
章「少し下がればええんやケド…少し我慢してなぁ…」
脇の下や太腿の間に、冷んやりしたものを章ちゃんに挟まれる
A「っ…たい」
章「冷たい？頭冷やすより、この方が効果あるから…」
頬を触り優しく触れてくる章ちゃんの手も、ひんやりと冷たくて気持ちいい
章「無理に食べんでもええから、水分はたくさんとらへんと…ほら…薬飲んで？」
渡された薬を飲み、また横になる
章ちゃんがコップやゴミを片付けようと出て行こうとしたので、慌てて腕をつかんだ
少し目を見開き、ベッドの端に腰をかける
章「どうしたん？」
A「…その…っ」
章「寂しい？」
A「う…ん」
素直にそう私が告げると、章ちゃんは手を握ってくれた
章「Aが眠るまでこうしとくな…これなら寂しくないやろう？」
A「うん…」
章ちゃんに優しく手を繋がれ、近くに章ちゃんがいてくれるという安心感と、薬が効いてきたおかげで、いつの間にか私は眠りについてしまっていた
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こじゅMAMA(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。一気読みありがとうございます。満足していただけましたか？はい。おまけ更新なかなか出来ずすいません。コメ返し遅くなりごめんなさい！頑張りますね (2015年8月19日 10時) (
レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 一気に読んじゃいました(＾ω＾)おまけの更新お待ちしてます☆ (2015年7月2日 9時) (レス) id: 5d2360f5c7 (このIDを非表示/違反報告)
こじゅMAMA(プロフ) - まぁ〜さん» まきちん名前かえたんだね( ´ ▽ ` )章ちゃん派になったのかな？やり取りよかった！？よかったです！！これからも宜しくお願いします( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年6月7日 22時) (レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
こじゅMAMA(プロフ) - ニコラさん» 久々のおまけ更新お待たせいたしました( ´ ▽ ` )ﾉ好きな作品になれてる事が嬉しいです！ドキドキデートできる様に努力しますね！コメありがとうございました！！ (2015年6月7日 22時) (レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
こじゅMAMA(プロフ) - ごまさん» 章ちゃんとともに素敵な夢を過ごして下さいな( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年6月7日 22時) (レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こじゅMAMA
x他2人 | 作成日時：2014年8月15日 16時
