〜ヤスside〜 ページ12
もしかして…心配してくれとるん？ボクんコト
ヤス「ぷっ…あははは」
信「なんやねん！？なに笑っとんねん！」
ヤス「んーん…なんでもない…なぁ、行ったら奢ってくれるw」
いつもはズケズケ気になるコトとか聞いてくる癖に、いまボクが1人なのか探りいれてる信ちゃんがおかしかった
そして、何気ない優しさに外の気温は凍えるほど寒いはずやのに、ポカポカな気持ちになる
信「はぁ？…まぁ、奢ったるから…はよ来い」
ヤス「ホンマに？」
信「俺が嘘ついた事、今まであったかぁ？」
ヤス「んー…ないかなぁwっ…んふっ…」
笑いながらそう言うてるはずなのに、涙が溢れてきた
信「無理に笑わんでええから…はよ来いっ…んな？」
ヤス「っ…うん…」
次から次に涙が溢れてきて、頬から流れ地面へとおちる
でも…悲しいとか悔しいとかそんな嫌な涙やなくて…
あったかい気持ちから出た涙…
涙を流しっぱなしにしながら、受話器をグっと握った
丸「あー、もしもし？章ちゃん？」
ヤス「ん…丸…っ」
丸「なぁ〜、はよ来てぇ！今日新ギャグ思いついてんケドさぁ、どっちがええかなぁ思ってて？」
泣いてうまく喋れてへんのに、気付かぬフリをしてくれてる丸
ヤス「…ふっ…それ面白いんやろうなぁ…」
丸「目の前の人は、お腹かかえて大口で笑ってくれてますよ？」
大倉の顔が浮かび、笑い転げているのが想像できた
ヤス「それ…大倉やろっ…ふふ、そんなんあてにならへんわ」
丸「とにかくヤスが来ないと盛り上がらへんからさぁ…待ってます♪」
立ちつくしているせいか、雪が頭の上に少しずつ積もり出していた
大倉「ヤス？」
受話器からは、いつも電話で聞く優しい声が聞こえてきた
ヤス「あっ…おーくらぁ…今からそっちすぐ行くなぁ…今日はご飯たべて、カラオケ行って…オールで付き合うてもろうていい？」
大倉「ふふっ…ヤスが帰るいうても、帰さへんから！なんか珍しく村上君が奢ってくれるらしいから、みんなで村上君の財布の中身空っぽにしようw」
受話器の向こうでは「たつぅ！お前に奢るなんて一言もいうてへんやろう！」と信ちゃんの激しいツッコミが聞こえた
ヤス「あははwそうやな…ほな、すぐ行く♪待ってて♡場所は？」
大倉「いつもの場所やから！待ってる！気ぃつけて来るんやで？」
ヤス「わかった！」
降る雪はとても綺麗で、みんながあったかくて幸せになった
Aの幸せを祈りながら携帯を切り、歩きだした
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こじゅMAMA(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。一気読みありがとうございます。満足していただけましたか？はい。おまけ更新なかなか出来ずすいません。コメ返し遅くなりごめんなさい！頑張りますね (2015年8月19日 10時) (
レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 一気に読んじゃいました(＾ω＾)おまけの更新お待ちしてます☆ (2015年7月2日 9時) (レス) id: 5d2360f5c7 (このIDを非表示/違反報告)
こじゅMAMA(プロフ) - まぁ〜さん» まきちん名前かえたんだね( ´ ▽ ` )章ちゃん派になったのかな？やり取りよかった！？よかったです！！これからも宜しくお願いします( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年6月7日 22時) (レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
こじゅMAMA(プロフ) - ニコラさん» 久々のおまけ更新お待たせいたしました( ´ ▽ ` )ﾉ好きな作品になれてる事が嬉しいです！ドキドキデートできる様に努力しますね！コメありがとうございました！！ (2015年6月7日 22時) (レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
こじゅMAMA(プロフ) - ごまさん» 章ちゃんとともに素敵な夢を過ごして下さいな( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年6月7日 22時) (レス) id: b73d3e34d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こじゅMAMA
x他2人 | 作成日時：2014年8月15日 16時
