story 4 ページ4
．
「Aちゃーん。
百面相してんと、なんか案出してやー。」
平野先輩の一言で、また私に注目が…。
ほんとに、やめて欲しい…。
．
その後も何度か平野先輩に絡まれて、
恥ずかしかったけど、楽しい委員会だった。
委員会を楽しいって思うなんて、不思議だけど。
．
そんな事を思いながら、下足室へ足を進める。
途中、遠回りをすれば1-4…私のクラスの教室の前を通る。
なんとなく、
本当になんとなく、遠回りをしてみた。
教室を扉からそっと覗く。
誰かいるかなーなんて、ちょっとだけ期待しながら。
．
窓側の席に人が一人、窓の外を見つめている。
あの、横顔。
永瀬くんだ…。
永瀬くんが、まだいた。
最後の授業が終わってからだいぶ経っている。
普通はもう帰っている時間。
沈み始めた太陽を見つめる永瀬くん。
授業中に見ている顔よりも儚い──。
手を伸ばしたら、
声をかけてしまったら、
散ってしまいそう。
夕陽と永瀬くんが、オーバーラップ。
永瀬くんが一瞬だけ、淋しそうな顔をする。
ドキン。と高鳴る、私の心臓。
目が、離せない。
．
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Lein(プロフ) - れなさん» ありがとうございます！ゆっくりにはなってしまいますが確実に更新していけるよう、頑張ります！ (2018年6月4日 0時) (
レス) id: ce5ddbc1b8 (このIDを非表示/違反報告)
れな - こんにちは！しょうれんが大好きなので本当に楽しくお話拝見させていただいています。描写の仕方がとても素敵で続きがとても気になります。更新頑張ってください応援してます！ (2018年5月23日 14時) (レス) id: 31e34f8130 (このIDを非表示/違反報告)
レーナ(プロフ) - 佐藤あかねさん» ありがとうございます！！更新頑張ります！ (2017年12月30日 16時) (レス) id: 22462990c9 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤あかね - お気に入りです。更新応援しています！ (2017年12月30日 16時) (レス) id: d33008032f (このIDを非表示/違反報告)
レーナ(プロフ) - ちろたろさん» ありがとうございます！！遅くなってしまうかもしれませんが、頑張って更新していきます！ (2017年12月17日 10時) (レス) id: bbc951d2ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lein | 作成日時：2017年11月9日 19時
