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穢れなき人 ページ8

A「ごめんなさい…
本当に自分にそんな力があるのか
確かめたくて。」

軽率な自分の行動に反省しながらも
悟君が言っていたことが
本当なんだと思い知らされた。
昔から、友達と接してる間に
息が苦しくなることが多々あった。
色々と腑に落ちる。

悟「それはさっき傑に触れた時証明されただろ。
てか…すご。体が嘘みたいに軽い。
気分も爽快だ…」

A「え?」

そう言いながら、悟君はサングラスを外した。
そのサングラスの下には
宝石のような青い瞳が輝いていた。
吸い込まれそうなほど綺麗…

悟「…何?」

A「いや…綺麗な目だなって…」

悟「へへっ…知ってる〜」

A「宝石みたい…」

悟「………。」

悟君も、同じように私の目を真剣に見つめてきた。
男の人とこの距離で話すことなんてないから
また緊張してしまう!

A「ごめんなさい!つい見入っちゃって…」

悟「綺麗だね…」

A「えっ…?」

悟「穢れが少しもない。あの時は
大量の呪霊が邪魔して見えなかったけど
こんなのは初めて見た…すげぇ」

A「なんのこと…?」

悟「俺は目がいいからね。色々見えんの。
でも裸眼だと、情報量が多くて疲れるんだよねー」

A「へぇ…」

何を言っているのかわからないけど…
とりあえず悟君は只者ではなさそう。

悟「だから、サングラスして
目を使わないようにしてんの。
ほら、なーんも見えないっしょ?」

A「わっ!ほんとだ!真っ暗…」

悟君にサングラスをつけさせてもらうと
本当に真っ暗で何も見えなかった。
どういう原理で生活できてるんだこれ。

悟「でもAは、情報量が少なくて
見ていても疲れない。心が綺麗な証拠だよ。」

A「そ、そうなの…?」

傑君が、悟くんは思ったことを
すぐ口に出しちゃうって言ってたけど
ポジティブなことも
ストレートに言ってくれるのは
ちょっと嬉しいかも。

悟「祓う力じゃなく、癒す力。
呪いで戦うことを教わる俺達にとっては
珍しい存在だな。」

A「癒す力?
なんのことだか…」

男「是非その力
使いこなせるようになってほしい。」

A「…?」

悟「あー…やっぱりそーなんの?先生」

A「先生!!?」

体の大きなイカついおじさんが
部屋に入ってきたかと思えば
この人が先生なんだ。怖そう…!

夜蛾「ああ。君の持つ力は浄化の力。
呪術界では貴重な力だ。
極めれば、俺たち呪術師の力も上回る。」

悟「俺達が楽するために
Aを使うってこと?」

優しい嘘→←穢れなき人



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(プロフ) - 特級が特急になっててとても速そうな呪霊になってます。 (10月28日 16時) (レス) @page9 id: 79bb132620 (このIDを非表示/違反報告)
葉っぱ - 硝子が梢子になってます。 (10月13日 5時) (レス) id: 1862bc29bb (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めるるさん» 教えていただきありがとうございます🙇‍♂️ (10月11日 19時) (レス) id: 46806aece3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 紫月ととさん» 教えていただきありがとうございます🙇‍♂️ (10月11日 19時) (レス) id: 46806aece3 (このIDを非表示/違反報告)
紫月とと - オリフラ立っちゃってます🙇‍♂️ (10月11日 18時) (レス) id: 825ca3aced (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年9月28日 11時

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