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穢れなき人 ページ6

傑「もしまた
私と彼女が触れることになったら
何が起こるかわからないんだぞ。」

悟「だったら、一応硝子につけてもらお。
何かあったら、すぐに対応できるように。」

傑「…わかった。」


ーーーーーーーーーーー
傑side


A「傑君…血が…えっ」

傑「…っ!!!?」

後ろからAに手を握られた。
その瞬間、一年前の感覚が蘇った。
すぐに手を離したものの
私の中にいる呪霊は達が吸い取られ
Aに入り込んでしまった。

傑「A…!!!」

倒れるAを支えようとしたものの
触ってはいけないことを思い出し、手を止めた。

想定外だ。
まさか、Aの方から触れてくるとは…

待ち合わせ前に、1級呪霊とやり合った時に
負傷した傷をそのままにしていたせいだ。

傑「悟!!!Aが…」

悟「なっ…マジだったのかよ…!」

傑「ああ。俺はAに触れられない。
Aを運んでくれ!」

悟「わかった。硝子!!」

凛「え…?何A!!?どうしたの!?」

傑「凛ちゃん。
悪いけど、今日は解散だ。
私達はAを病院に連れていく。
1人で帰れるかい?」

凛「は?何で傑君達が
Aを連れていくの?
親友の私が連れていく!!信用できない!!」

悟「今、かなり危険な状態なんだ。
普通の病気じゃない。
そして俺達はこの類いの専門。
だから、俺たちに任せてくれないか?」

凛「意味がわからない…
Aをどうする気?」

傑「信じてくれ。Aを絶対に助ける。」

凛「…貴方達、何者なの…うっ」

疑い続ける凛ちゃんを、悟が眠らせた。
普通に考えたら、私達は怪しすぎる。
疑うのは当然だ。
だが、今は説明している時間はない。

悟「… 硝子、どうだ」

硝子「私の力では、どうにもならない。
この子に入っている呪霊を一度全部取り出さないと
体がもたない。今生きてるのが不思議なくらい。」

傑「なっ…」

悟「とにかく
Aの中の呪霊を取り出すってんなら
ここじゃ無理だ。高専に戻るぞ」

傑「ああ…」

ーーーーーーーーーーーー
Aside


真っ暗で、色んな声が聞こえる…
首をずっと締め付けられてるような感覚。
それがしばらく続いていた。
そんな中急に光が見えて、体が軽くなった。

A「……うぅ」

目覚めた場所は、見覚えのない場所だった。
隣には、悟君が座っていた。

悟「目、覚めたか…」

A「うん…ここは…」

悟「ここは、俺たちが通う学校。」

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(プロフ) - 特級が特急になっててとても速そうな呪霊になってます。 (10月28日 16時) (レス) @page9 id: 79bb132620 (このIDを非表示/違反報告)
葉っぱ - 硝子が梢子になってます。 (10月13日 5時) (レス) id: 1862bc29bb (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めるるさん» 教えていただきありがとうございます🙇‍♂️ (10月11日 19時) (レス) id: 46806aece3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 紫月ととさん» 教えていただきありがとうございます🙇‍♂️ (10月11日 19時) (レス) id: 46806aece3 (このIDを非表示/違反報告)
紫月とと - オリフラ立っちゃってます🙇‍♂️ (10月11日 18時) (レス) id: 825ca3aced (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年9月28日 11時

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