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不可抗力 ページ45

私の手の震えは止まらず
2人とは目が合わせられなかった。

悟「許さねえ…」

傑「ああ。」

A「……。」

2人とも拳を強く握っていた。
来てくれなかったら、今頃どうなってただろう…

A「助けてくれて...ありがとう」

悟「当たり前だ。」

傑「次は、指1本触れさせない」

その後私達は高専に戻り
先生たちに事情を話した。

夜蛾「なるほどな。
それで、君の母さんの記憶改竄の力で
呪術界から、君の家系の情報全てを
書き換えたということか。」

A「はい。彼は
私の影響で記憶が戻ったと言ってました。」

夜蛾「君の影響というのは?」

A「何かは言っていませんでした。」

その辺、詳しく聞くのを忘れてた。
全員の記憶が改竄されたはずなのに
なんであの人だけ記憶が戻ったんだろう…

傑「Aが力を使ったからでは?
以前、Aの力で呪霊を浄化した日から
呪霊の様子も以前と違う気がする」

悟「ああ。最近よく集まってくる。
興味津々でな。」

A「え。そうだったの?」

悟「そうそう。
あいつは、直接Aの母親から
術を受けたことがあったから
同じ術が発動したことで、記憶が蘇ったのかもなー。
どういう原理かは知らねえけど」

傑「恐らく、学校で初めて放った術で霊力を感知し
その日からAをつけていたんだろう…
視線を感じるようになったのは
その日からなんだろ?」

A「そう。その日から、水族館でも何度か」

悟「そんで水族館で
Aが術を出すように仕向けられたっぽいねー。
あまりにも状況が不自然だった。
その時に直接術を受けて、記憶を取り戻したとか?」

夜蛾「その原理でいけば
Aが術を使えば、
他にも思い出す人はいるかもしれないな。」

傑「だが、引っかかるな…
そんなんで記憶が蘇っていいのか?」

A「うん。それに
私自身の記憶が戻らないのも、引っかかる。」

夜蛾「……うーん。
まぁとにかくだ。Aの力を狙って
悪用しようとする者が他にも出てくる可能性がある。
悟と傑は、Aの護衛を怠るな。
Aも、最深の注意を払って行動するんだ。
いいな。」

悟「はいよー」

傑「当然ですよ」

A「はい。」

ーーーーーーーーーーーーー
Aside


その後家に帰ると
薫は既に部屋で眠っていた。
ご飯、またななみんが作ってくれたんだ…
あの人達には、感謝しきれないな。

A「…薫」

私は薫の髪を撫でながら
ベットに腰をかけた。

A「…私達、元々呪術師の家系らしいよ」

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(プロフ) - 特級が特急になっててとても速そうな呪霊になってます。 (10月28日 16時) (レス) @page9 id: 79bb132620 (このIDを非表示/違反報告)
葉っぱ - 硝子が梢子になってます。 (10月13日 5時) (レス) id: 1862bc29bb (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めるるさん» 教えていただきありがとうございます🙇‍♂️ (10月11日 19時) (レス) id: 46806aece3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 紫月ととさん» 教えていただきありがとうございます🙇‍♂️ (10月11日 19時) (レス) id: 46806aece3 (このIDを非表示/違反報告)
紫月とと - オリフラ立っちゃってます🙇‍♂️ (10月11日 18時) (レス) id: 825ca3aced (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年9月28日 11時

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