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出会い ページ4

傑「滅多にしないさ。
今日はたまたま休みだったけど
私達の学校は、結構忙しくてね…
だから、こうやって遊ぶのも
最初で最後かもしれない。」

A「え、そんなに!?」

それはそれで少し寂しい気がする…
でもそんなに忙しい学校がある?
嘘っぽい…

傑「だから、今日を楽しもう!」

A「う、うん!」

もしかして、同じ人と2回以上は
会わないのがモットーの遊び人だったりして…笑

A「でも、そんなに忙しいってことは
専門学校みたいな感じなの?」

傑「そうそう!学校に住み込みなんだ。」

A「へぇ〜
住み込みなんて本格的…すごい。」

傑「そんなことないよ笑
Aは、普段何してるの?」

A「私は…学校とバイトの毎日。
普段は滅多に遊びに行かないけど
私も今日はたまたま休みだったの。」

傑「そうなのか…
何かの縁があるのかもしれないね」

傑君はそう言って優しく微笑んだ。
この人…絶対モテる。

こんな私にも優しく自然に会話してくれて
女の子慣れもしてて、余裕もある。
まさに完璧男…!

それに比べて私は…

A「……。」

前を見ると
凛と悟君は楽しそうに話している。
私も、あんな風に笑顔で話せたらな…

傑「悟達が気になるの?」

A「えっ…あ、いや…」

傑「私達は私達で楽しもうよ?
ここだけの話…
悟は男としてはおすすめしないよ?笑」

A「え…?何で?」

傑「何でって…悟はデリカシーないからなぁ。
思ったことすぐ口に出しちゃうからね。
まぁそんな所も、悟らしくていいんだけどさ」

A「ふふっ…そうなんだ笑
じゃあきっと傑君の方がモテるね!」

悟君の話をし始めた瞬間に
テンションが上がった傑くんが面白くて
思わず笑ってしまった。
本当に仲がいいんだな…

傑「……!」

私が笑ったのが不思議だったのか
傑君は少し驚いた顔をした。

A「あれ…なんか変でした?」

傑「いや、やっと笑ってくれたと思って…」

傑君はほっとした顔でそう言った。

A「え…?」

傑「なんか最近疲れてるように見えたから
安心したよ。」

A「…最近?」

傑「あ、いや…
この前会った時も顔色が悪かったからさ。」

少し動揺したように見えた。
気のせいかな…?

A「あぁ…寝不足ですかね笑」

傑「ちゃんと寝ないと、お肌に悪いよ?笑」

そう言って傑君は前を向いて歩き出した。
なんか変な感じ…どこかで会ったことあるのかな…

A「あ、待って…」

前を歩く傑くんの手を見ると
流血しているのが見えた。

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(プロフ) - 特級が特急になっててとても速そうな呪霊になってます。 (10月28日 16時) (レス) @page9 id: 79bb132620 (このIDを非表示/違反報告)
葉っぱ - 硝子が梢子になってます。 (10月13日 5時) (レス) id: 1862bc29bb (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めるるさん» 教えていただきありがとうございます🙇‍♂️ (10月11日 19時) (レス) id: 46806aece3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 紫月ととさん» 教えていただきありがとうございます🙇‍♂️ (10月11日 19時) (レス) id: 46806aece3 (このIDを非表示/違反報告)
紫月とと - オリフラ立っちゃってます🙇‍♂️ (10月11日 18時) (レス) id: 825ca3aced (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年9月28日 11時

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