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身近な呪い ページ24

私達は車で
現場まで向かい
傑君が帷を下ろすところから始まった。
そしてその場所には、見覚えがあった。

A「…ここって」

悟「ん?」

A「ここ、私が通ってた高校。」

悟「へぇ…ここなんだ。」

傑「人が集まるところには
呪霊が出やすいからね。
だがまぁ、ここに出るのは3級程度の呪霊だ。
おそらく、Aの同行を見越して
優しめの任務だから、安心してくれ。」

A「うん…」

「オロロロロロロ〜」

A「ひぃ!出た!!!」

噂をすれば
学校の屋上に大きな蛙のような呪霊が
飛び跳ねていた。

傑「下がって」

A「えっ」

『ドスンッ』

傑君にそう言われた瞬間
すごい速さで呪霊が目の前に飛んできた。
図体の割に動きが速い
しかも…

「オロロロロロロ」

A「いっぱいいる…!!!」

悟「リアクション芸人もいいけど
一匹ぐらい仕留めろよー?」

傑「そこから絶対に動かないでね」

A「そんな…待ってよ!」

そう言うと2人は私から離れ
呪霊の方へ近づいて行った。
 
A「…えええ」

傑君は呪霊操術で呪霊を出し
竜のような呪霊が、蛙の呪霊を丸呑みした。

悟君は、蛙の呪霊を操り、
呪霊同士をぶつけたり、吹っ飛ばしたり、
手でコントロールしてるように見えた。
チート級の強さ。

それに2人の連携も完璧。
私なんかが入る隙はない。

悟「こいつら、永遠に湧いてくんだけど」

傑「本体がどこかにいるのかもしれないな」

A「本体…」

武器を構えなきゃ!私も少しは貢献を…

『ドドドドドド』

A「何…?この音…」

地面が揺れる。
どこから音が鳴ってるかわからない…!

傑「A!下だ!!」

A「え?」

『ズドーーーーンッ』

A「いやああああ!!」

私の真下から
群がっている蛙よりも、更に大きな蛙呪霊が
口を開けて私を飲み込もうとしている。

よりによって
私の最後は蛙の胃袋の中なの?
なんか臭うし、気色悪い…!!

悟「おーい。
叫んでるだけじゃ、倒せないよ?」

A「悟君!?いつの間に!?
ていうか、浮いてる!?」

気づけば隣には悟君がいて
私も悟君も宙を浮いていた。
もう…超能力者じゃん!

悟「術式順転 蒼」

A「え…」

『ズドーーーーンッ』

悟君がそう言うと
目の前に青い光が生まれ
大きなカエルは吹き飛んだ。
それと共に群がっていた蛙も消えていった。

A「嘘でしょ…」

傑「容赦ないなぁ悟」

悟「たまには力使わないと鈍っちゃうからねー」

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(プロフ) - 特級が特急になっててとても速そうな呪霊になってます。 (10月28日 16時) (レス) @page9 id: 79bb132620 (このIDを非表示/違反報告)
葉っぱ - 硝子が梢子になってます。 (10月13日 5時) (レス) id: 1862bc29bb (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めるるさん» 教えていただきありがとうございます🙇‍♂️ (10月11日 19時) (レス) id: 46806aece3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 紫月ととさん» 教えていただきありがとうございます🙇‍♂️ (10月11日 19時) (レス) id: 46806aece3 (このIDを非表示/違反報告)
紫月とと - オリフラ立っちゃってます🙇‍♂️ (10月11日 18時) (レス) id: 825ca3aced (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年9月28日 11時

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