新たな生活 ページ16
夜蛾「君の席は
悟の隣だ。座れ」
A「げっ」
硝子「ぶっ…げって言った笑」
悟「おいA！！
俺の隣に不満でもあんのか！？」
傑「Aは素直で嘘がつけないからねー笑」
A「…嘘ぐらいつけるよ。」
私は口を尖らせながらそう言った。
私、この人たちとやっていけるのかな。
悟「制服、似合ってんじゃん〜」
傑「カフェの服よりずっといいよ」
A「もう！バカにしてるでしょ…」
そして授業が始まり
その日は、これからの私の学ぶことや
任務のことについて聞かされた。
私に呪力は無いため
浄化の力を極めることになる。
でも私の中にいる呪霊のせいで
人や呪霊に触れると呪霊を吸い取ってしまうから
最初は武器に霊力を込める練習から始まる。
そして基本的には
後ろから術師をサポートするのが私の役割らしい。
その為武器は遠距離用の呪具
弓矢を渡された。
夜蛾「それと、念の為体術も学んでもらう。」
A「体術って…私、呪霊すら見えないのに…」
夜蛾「これをかけてみろ。」
先生から、黒縁メガネを渡された。
戦う時は、これを使って呪霊を見ることになるらしい。
A「これで本当に呪霊が…？」
夜蛾「傑、害のない呪霊を出してみてくれ」
傑「はーい」
傑君の真横から
大きいハエの様な化け物が出てきた。
気持ち悪い…
A「み、見える…キモチワルッ
私、そんなものを体の中に…！？」
傑「A。遠回しに私を傷つけてるよ？」
A「あ、いやそういうつもりじゃ！！」
悟「こんなバケモンを
体ん中に飼ってるんだぜ？？」
硝子「考えただけで…」
傑「お前ら…」
「ゴゴゴゴゴッ」
傑の横から、また何かが出てこようとしている。
それも巨大な…
A「わああああ！！！」
私は硝子の後ろに隠れた。
しかし硝子はボケーっとした顔で
微動だにしないかった。
傑「私の術式は呪霊操術。
取り込んだ呪霊を操るんだ。
Aの中にいたのも預かってるんだからな。」
A「取り込むだけじゃなくて
操れるんだ…すごい」
夜蛾「傑。しまえ。」
傑「……。」
傑君は不服そうな顔をしながら
呪霊をしまった。
想像以上の異次元ぶり。
あんな化け物と戦うなんて…
A「……。」
悟「A、ビビってんの〜？」
A「そりゃあ…
こんなの見たらびっくりするよ！」
硝子「大丈夫。なんかあったら私が治すから」
A「治す？」
夜蛾「硝子は、反転術式の使える術師だ。
体を元に戻せる。」
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鈴(プロフ) - 特級が特急になっててとても速そうな呪霊になってます。 (10月28日 16時) (
レス) @page9 id: 79bb132620 (このIDを非表示/違反報告)
葉っぱ - 硝子が梢子になってます。 (10月13日 5時) (レス) id: 1862bc29bb (このIDを非表示/違反報告)
音(プロフ) - めるるさん» 教えていただきありがとうございます🙇♂️ (10月11日 19時) (レス) id: 46806aece3 (このIDを非表示/違反報告)
音(プロフ) - 紫月ととさん» 教えていただきありがとうございます🙇♂️ (10月11日 19時) (レス) id: 46806aece3 (このIDを非表示/違反報告)
紫月とと - オリフラ立っちゃってます🙇♂️ (10月11日 18時) (レス) id: 825ca3aced (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音 | 作成日時：2023年9月28日 11時
