新たな生活 ページ14
灰原「でも
呪力が人並み以上
あるのも確かなんです！
彼逸材がもしれませんよ？」
A「薫が…？」
昔から薫は
不可解なことをよく口にしていた。
さっきの悟君の話を聞くと
色々と腑に落ちるところがある。
だとしても、薫には
普通の生活を送らせてあげたい。
七海「貴方からすると
大事な弟を巻き込みたくなかったかもしれませんね。
申し訳ありません…」
A「あ、いや…」
ちゃんとした人だ…
でも何より、こんなに楽しそうな
薫を見たのは久しぶりに見た。
今は…それだけで、いいか。
灰原「そっか…そうですよね。
出過ぎた真似を…すみません！！！」
A「いいんです…
私は如月Aといいます。
これから、お世話になると思いますので…
よろしくお願いします。」
薫「え、そうなの？」
灰原「え！高専に入るんですか！？
嬉しいな〜仲間が増えるなんて！」
七海「もう決めたんですか？」
A「そっちの方向で考えてます。
この子のためにも…その方がいいかと。」
七海「そうですか。
懸命な判断かもしれませんね。」
灰原「そっか〜！じゃあまた会えるね！
薫くん！」
薫「うん！」
その後、夜蛾先生から話があると言われ
今後のことについて聞かされた。
傑君が言っていたように
生活費を支給され、学費も免除。
と言い渡された。
私はその話に合意をし、寮ではなく
家から高専へ通うことになった。
夜蛾「それで…弟君のことなんだが…」
A「薫が何かご迷惑おかけしましたか！？
ごめんなさい…」
夜蛾「いや、そうではない。
君の弟は、呪霊が見えるどころか
術師の素質を持っている。」
A「薫に、素質が？
見えることはともかく
薫に何ができるって言うんですか？」
夜蛾「恐らく、遺伝として受け継がれるものだ。
薫君に、何か使える力があるか聞いたところ
何もない場所から、水の生成、植物の成長
風の方向を、わずかに操った。」
A「はい…？？私そんなの一度も見たこと…」
夜蛾「隠していたんだ。
その力のせいで
友人からいじめにあっていたらしい。
そのわずかな力にせよ
環境を操る力となると、使い方を誤れば
起こりうる最悪の事態も想像はつくだろう。」
A「はい…」
何も気づかなかった。
私を気遣って、無理して笑っていたんだ。
ずっと我慢して…
夜蛾「任務につけとは言わない。
だが、高専の授業を受けさせてくれないか？」
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鈴(プロフ) - 特級が特急になっててとても速そうな呪霊になってます。 (10月28日 16時) (
レス) @page9 id: 79bb132620 (このIDを非表示/違反報告)
葉っぱ - 硝子が梢子になってます。 (10月13日 5時) (レス) id: 1862bc29bb (このIDを非表示/違反報告)
音(プロフ) - めるるさん» 教えていただきありがとうございます🙇♂️ (10月11日 19時) (レス) id: 46806aece3 (このIDを非表示/違反報告)
音(プロフ) - 紫月ととさん» 教えていただきありがとうございます🙇♂️ (10月11日 19時) (レス) id: 46806aece3 (このIDを非表示/違反報告)
紫月とと - オリフラ立っちゃってます🙇♂️ (10月11日 18時) (レス) id: 825ca3aced (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音 | 作成日時：2023年9月28日 11時
