第6話 ページ7
「みんなおはよう。オープンする日の明日からが本番だけど、前日準備の今日も負けないくらいハードだからがんばってね」
あのマイク持って喋ってる人…綺麗だなあ……
隣にいた女の人が「主任」って呼んでたからバリバリに仕事出来るんだろう。
「それと…神崎Aさん!こっちいらっしゃい」
『ヘエ!?』
「新入スタッフとして挨拶して。新人は貴方だけなんだから!」
『はい。
えっと、本日付けでここでアルバイトさせて頂くことになりました、神崎Aです!ここにいる私以外の方々は去年と同メンバーだと伺いました。先輩であるみなさんの手助けができればと思います!よろしくお願いします!!』
私は口元かマイクを離し深々と礼をした。
決まった……(懇親のドヤ顔)
「元気いいね!!あ、帽子落ちたよ」
『ギャ───スイマセンッッッ!!』バタバタ
足元の帽子を瞬足で拾い元の場所に戻った。先輩方は「よかったよAちゃん!」とか「いいぞ新人!」とか励ましてくれ……おいそこ!!笑うんじゃないよ!!恥ずかしいからやめてッッ!!
「ばっちしだよAちゃん!いいドジだった!」
『マイク持って言わないでください恥ずかしい!!!』
その漫才でスタッフ全員が笑いに包まれた。
やっぱり私はツッコミだね!!ボケなんかかましたことないから!!(大嘘)
…………
「……今夜、警察庁に組織の工作員が……!?」
赤井はキールから送られてきた、あまりに唐突な内容のメールを見て目を疑った。
奴らが警察庁に用があるとすれば……日本の公安警察が管理しているNOCリスト!
あれが組織の手に渡れば諜報戦争勃発の危機になりかねない……。
即座にFBIに報告した赤井は自分が出るとも申告しておいた。公安にいるあの男が何もしないはずはないが……万が一逃走した場合を考えれば出ずにはいられなかった。
「!……Aの奴、どうしたものか」
シフトが終わる時間は夜。そんなタイミングにのうのうと工藤邸までAを送ってから警察庁に向かう時間はない。
だからと言って車に乗せずに帰ってもらうのはひどく危険だ。アイツは出来る限り1人にさせたくはない。赤井は組織に誘拐された以前のAのことを思い出した。
「……仕方ない、なるべく大人しくしてもらうしかないか」
閲覧ありがとうございました。
残念ながらバイトの夢主に労災保険はおりません。笑うところです
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緑那(プロフ) - さくらさん» ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜全裸待機 (2018年11月2日 7時) (レス) id: 3c1948d3a1 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 緑那さん» ウレジイ〜!!!!!!!!りょくぴあいしてる新しいのもちのロンカクシ今までの今度まとめて載せとくわウォイェイ (2018年11月1日 13時) (レス) id: f18f805e19 (このIDを非表示/違反報告)
緑那(プロフ) - 東都水族館の制服着た神崎さん想像するだけでもう頬が!!!頬が!!!!今度かいて!!!!! (2018年10月31日 6時) (レス) id: 3c1948d3a1 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - まぁさん» わ〜〜ありがとうございます〜!!!!バリバリと書いて参ります!! (2018年8月26日 22時) (レス) id: f18f805e19 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ(プロフ) - なるほどです(*´ω`*)ありがとうございました。楽しみにして居るのでこれからも頑張って下さい 。 (2018年8月26日 22時) (レス) id: bc142c419e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2018年4月28日 11時