北川第一出身の無気力系オカンは可愛いらしい4 (ページ20)

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予約ページ20

烏野高校
夏休み終了から数日

烏養「おーし！こっから自主練ー！」

「「ウエーイ！」」

－－－

日向「なぁ」

月島「…なに」

『？』

日向「お前らだったらウシワカ止められるか！？」

休憩中日向に話しかけられる

ウシワカ…白鳥沢の牛島さんの話か

月島「…無理デショ

全国トップ3のエースなんて、マグレならまだしも」

『…俺も無理、俺自体特別長身って訳でもないし

その時の状況にもよってくるし』

日向「でも誰かが止めなきゃ白鳥沢倒せない！

おれ達MBじゃん！」

『そうは言われてもね…

そんな単純なもんじゃないだろ

MBだったら皆ウシワカ止められるわけ？』

月島「そうだよ、てか君

もう県トップのこと考えてんの？

随分ヨユーだね？」

日向「…どっちみち…

全部倒さなきゃいけないんだから同じだ」

…………。

月島「…何か腹立つ」

日向「なんでだよ！」

『まぁ…頑張って』

日向「いや森夜も同じチーム！！お前も試合出る！！」

いや、分かんないよ俺はベンチかもしんないから←

日向「お、お前らで無理ならおれがやってやる…！」

月島「…自分で言うのはともかく

他人に"無理"って言われると腹立つよね

君はとくに」

わぁ…

日向「ギャアアア！！下痢ツボ押したな

月島このヤロォォオ！！」

月島「…帰る」

日向「ハァ！？」

月島「Aじゃあね」

『じゃあね』

俺の隣から立ち上がった蛍が

片手を俺の方に向けてきたから

それに答えて自分の片手をペチンと重ねた

蛍は満足したように先に体育館を出ていく

日向「なんか月島と森夜って仲良いよな…なんで？」

蛍の攻撃から何とか復活した日向が言う

『うーん…似てるからじゃない、性格が』

日向「あ、確かに2人はタイプが似てるような…」

『超熱血みたいなタイプ俺とはあんま合わないし

なんなら疲れるし、

蛍くらいの物静かなタイプの方が

俺は居心地はいいかも』

((～♪

『？あ、ちょっとごめん、』

日向「？おう」

＿＿＿＿

in体育館外

『もしもし』

【おーA！出た！この間ぶり！】

『出たって何、そりゃ俺宛の電話だから出るだろ

それより、なんか用あったんでしょ

何の用？わざわざかけてくるとか

＿＿＿＿…兄さん』