再会 ページ2
in自宅
『ただいま』
家に着いて
玄関に靴を揃えて脱ぐ
((ガチャ
脱ぎ終わり立ち上がろうとしたところで
後ろから部屋の扉が開く音がする
光輝「おかえり!A!」
『!』
光輝「待ってたぞ!合宿、お疲れさん」
『___…兄さん』
______
光輝「いや〜、Aと会うの久しぶりだなぁ」
『…まぁ、そうだね』
母さんにも声をかけて
兄さんと夜の道を二人並んで歩く
虫の鳴く声と夜風が頬を撫でる
光輝「あーあ、とうとうAに身長越されちまったな(笑)」
兄さんは俺の頭をくしゃりと撫でた
『そこまで変わんないでしょ』
光輝「まーな!(笑)」
兄さんは撫でるのをやめてまた前を向いて歩き出した
光輝「___…なぁ、A」
『?』
光輝「お前、今、なんか悩んでる事とかないか?」
『え?』
光輝「あぁ、悪い、急すぎてあれだよな!(笑)」
兄さんの急な質問に俺が驚いた声を出すと
兄さんは後頭部に手を回しながら
苦笑いした
光輝「お前が中学ん時さ、飛雄達と揉めてただろ?」
『!』
光輝「俺、そんな事知らないもんだから
ちゃんと相談乗ってあげれなかったなーって思っててさ」
『…別に、俺はなんとも思ってない
まず責める要素ないし
それに、アレは仕方なかったのかもって、
今は少し思ってる』
光輝「!そうか…」
『…中学生なんて、所詮精神もただのガキだし
自分の融通が聞かないと直ぐに嫌になって
感情的でそれがすぐに行動に出て…
争うのは元から仕方なかったのかもしれない』
光輝「…ほんっっとお前ってやつは、
大人びてんだから、
じゃあさ、A」
『何?』
光輝「__今お前は、バレー、楽しいか?」
『……………楽しい、かも?』
光輝「えー!かもってなんだよー!」
『まだよく分かんないんだよ、
成り行きでやってきただけだし』
ぶーぶーと隣で言っている兄
俺よりもよっぽどこっちの方が子供っぽい
どっちが歳上なんだか…
『ねぇ、俺も聞いていい?』
光輝「ん?なんだ?なんでも聞け!」
.
『__兄さんは、バレーボール、楽しい?』
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翠(プロフ) - 初コメ失礼します!続き書いてくれたら嬉しいです (2月18日 20時) (レス) @page33 id: da5e5394f5 (このIDを非表示/違反報告)
白狼 - 俺はこの作品が大好きです!続き待ってます (8月28日 18時) (レス) id: 10bfa09e08 (このIDを非表示/違反報告)
雷 - 俺も続き待ってます (2022年10月17日 8時) (レス) @page33 id: 363e1f2f27 (このIDを非表示/違反報告)
みどりしろあか(プロフ) - もう続き書かないですか? (2021年11月2日 7時) (レス) id: 3269a0d758 (このIDを非表示/違反報告)
水無月輝(プロフ) - これはただの独り言ですが、出来れば続きを書いて欲しいです。 (2021年5月22日 23時) (レス) id: 4a91e17161 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘党組 | 作成日時:2020年10月3日 18時