第91話 渋谷事変�� ページ44
虎杖「おわっ！？」
憂憂「どうしました？」
虎杖「いや、なんか耳に」
線路上で叫んだ虎杖
そんな彼の耳には丸い形の何かが
「聞こえるカ？虎杖悠仁
よく聞ッ」
その機械が話し出した時、
虎杖は直ぐにそれを耳から外す
そしてギューッと強く握りしめて破壊しようとした
「待て待て待テ！！味方だバカ！！
京都校のメカ丸ダ！！」
慌てて機械、改め、メカ丸がそれを止める
どうやら敵ではないらしい
何か伝えたいことがあるようだ
メカ丸「時間がなイ、1度で聞き分けロ
＿＿＿＿五条悟が封印されタ」
.
＿＿＿一方、
五条「Aに何した！！！」
夏油「まぁまぁ落ち着いて
安心しなよ、痛いことはしていないから。
あ、ちょっと叩いたり燃やしたりはしたけど」
五条「テメェ…！！」
夏油「五月蝿いな、
この程度の事で騒がないでくれよ最強様」
駅では五条と夏油？が一触即発中だった
その間もAはどこか上の空で、二人の会話に特に興味もない様子
夏油「そもそも君のせいだよ？五条悟。
君が虎杖悠仁とその一派をAの方に寄越したから、今、彼女の身がこっちにある
感謝するよ」
五条はギリッと歯を鳴らす
自分でもそれは分かっていた事だった
五条「A」
『＿＿＿…』
五条「A、」
『＿！…？』
ぼんやりと辺りを眺めていた彼女の名を呼ぶ
1度では彼女は反応せず、もう一度、
名前を呼べば
自分の名前を聞き取ったAが五条の方を向いた
五条「(……分かってんだよ、お前に言われなくとも)」
五条「ごめん、ごめんねA
僕が判断ミスって、
本家の場所も人もお前の身も危険に晒した
怖かった、苦しかったよな
その目も…
独りで、よく耐えたね」
五条「悪かった、A」
五条が彼女を見て謝った
後悔していたことだ
良かれと思って、1年生達を本家へ連れ出した
彼女の心に溜まりに溜まった呪いを
縛り付けて離さない鎖を
少しでも弛めてやれれば、そう思っての事だった
しかしそれが仇になり
本家の情報が漏れ、使用人や
彼女の大事な椿まで巻き込んでしまった
Aだけに飽き足らず、1年生達の心も傷付けた
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マリア - もう、何度も何度も読み返してます。本当にこの作品を愛してます。成り立ちも、感情描写も凄く繊細で美しく、引き込まれました。これからも、この作品を愛し続けます (7月16日 22時) (
レス) id: 3821b6efdb (このIDを非表示/違反報告)
じゅじゅオタ - もう神作すぎるんだが……。この作品愛してる (2022年12月23日 23時) (レス) id: 96baaba9fd (このIDを非表示/違反報告)
じゅじゅオタ - え？絵も話も最高なんだが？あなたは神ですか？え？？？ (2022年12月23日 23時) (レス) @page37 id: 96baaba9fd (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - これからも頑張ってください！ (2022年7月17日 12時) (レス) id: 5ace0f76be (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - イラスト上手過ぎ!!影の部分も細かい線や色使いも凄く丁寧に描かれていて凄いです!!話もしっかりまとまっていたり面白いところやシリアスなところが分けられていて今まで読んだ中で一番のお気に入りです! (2022年7月17日 12時) (レス) @page5 id: 5ace0f76be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘党組
x他1人 | 作成日時：2021年2月20日 20時
