・ ページ40
閃「A様。
椿君、五条悟様、
＿＿＿その他高専生3名をお連れしました
失礼しても宜しいでしょうか」
上で話した人物を連れ、
辿り着いた襖の前で閃は丁寧な言葉で当主に聞いた
幼い椿も大人しく中からの返事を待っている
『＿＿…どうぞ。』
一枚挟んだ向こうから聴こえた声に
閃は静かに襖を開く
開くと同時に椿が駆け出した
椿「ねーちゃん！！」
『危ないよ』
そのままの勢いで抱き着いてきた椿を
抱きとめ、頭を撫でる
彼女は上半身だけ起こした状態で
布団に入っていた
そして布団の重なる太腿の上に居た猫を退かし
その場所へ椿を座らせる
「にゃう〜ぅ…」
避けられた猫は少し不貞腐れているが
＿＿ｼｬﾗﾝｼｬﾗﾝｯ
「んなぁ〜ぅ」
彼女がその首を撫でれば
直ぐにゴロゴロと喉を鳴らし鈴を鳴らし喜んだ
閃「皆様もどうぞ、中へ」
虎杖「あっ、はい…」
伏黒「…失礼します」
釘崎「失礼しま〜す…」
五条「ははっ！
Aの部屋入るの二回目なのに緊張し過ぎ！」
緊張気味の生徒達に笑いながら
五条は3人を軽く押して中に入れた
Aもその様子をちらりと見て
入ってきた襖からは反対の
雪見障子から見える庭の景色へと視線を移した
椿「姉ちゃん、怪我してないん…？」
『してないよ』
椿「俺が、勝手に…外出た、けん…姉ちゃんが…」
虎杖「椿…」
釘崎「頑張りなさい椿…！」
Aとの約束を破り1人で外へ出た椿、
そのせいで大好きな彼女を
危険な目に合わせてしまった事に
罪悪感を覚えていた
そのせいで姉が体調を崩したんだ、と
小さな彼はそう思ったのだ
虎杖と釘崎、そして伏黒は
その様子を固唾を飲んで見守る
椿「ごめ、なさい…姉ちゃん、、、」
泣きそうになりながら
それでも泣くのは自分ではないと堪えて
椿は目の前の姉に謝った
虎杖「(偉い！！偉いぞ！！椿！！)」
釘崎「(泣くの我慢してる！！偉い！！)」
伏黒「(椿耐えろ…)」
泣くのを何とか我慢する椿を
心の中で賞賛した
次はAからの言葉を待つ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2454人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅生姜 - え、広島だと?!?!?! 嬉しすぎる (8月18日 23時) (
レス) @page8 id: a54289ae5f (このIDを非表示/違反報告)
夜叉 - あの！このイラストの場面って書いてありますか？(凄く上手い！ヤバい上手い！) (2021年4月6日 13時) (レス) id: 207d3f04ef (このIDを非表示/違反報告)
芽瑠くん(プロフ) - 広島弁うますぎる...広島住みの僕より上手いぞ...！？(ただ僕が動画等の影響で関西弁が混ざってるだけ) (2021年4月2日 19時) (レス) id: e467f9631d (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - あの、イラストのところにある、漫画？みたいなのに夢主があるんですが、あれはどうやってやってるんですか？あ、あと、1番最初の設定のところの夢主ちゃんとか！教えていただきたいです！ (2021年2月21日 15時) (レス) id: 48e40877cd (このIDを非表示/違反報告)
棘恵推し - 広島ｯ、、、、地元ｯありがとうってなりました！！！(どうでもいい)絵がほんまに上手すぎて惚れますありがとうございます。更新頑張ってください！！！ (2021年2月17日 17時) (レス) id: 85074676e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：甘党組
| 作成日時：2020年12月23日 21時
