蝶の舞う呪い4【呪術廻戦】

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釘崎「何なのよ次から次へと！！


私達普通にAに会いに来ただけよ！！？」





閃「…そもそも貴方方のような蛮族が


A様と同等に居られると思っている


その事実が汚らわしい」





釘崎「あ"ぁん！！？」




虎杖「何でそんなこと

言われなきゃなんねぇんだよ！！」





閃の発言に2人は強く反発した



伏黒も顔を歪め眉間にシワを寄せている





そして向けられた薙刀の刃を避けながら


自分達も反撃をしようと構えた









『ちょっと！！！！何してる(何しよん)！！？』







「「「！」」」





五条「来た来た、"当主様"」




騒ぎを聞き付けたAが屋敷から駆け出してきた


口調を乱したままで怒鳴りつける




服装はいつもの制服ではなく

綺麗な柄が刻まれた袴に変わっており


五条はその様子ににこにことご機嫌そうに頬を緩めた







『閃！何の騒＿＿＿』





使用人を率いる閃にAが状況を聞こうとした




…が、それを言い終える前に


視界に入った同級生の姿に目を開いた






釘崎「A…！！」




虎杖「蝶狐！！」






安心したような顔をする二人に


驚いた顔をしていた彼女は眉を吊り上げて









『" 全 員 追 い 返 せ "！！！』









そう叫んだ





そして叫ぶと同時に体から大量の蝶が出現する





蝶はその指示通りに勢いよく4人の方へ突進して行く




流石にこれには驚いて

伏黒も含め他の2人も目を開いた







"てっきり止めてくれると思っていた"





自分達に刃を向ける使用人を

Aは止めると、3人はそう思っていた




だからこそ余計に驚いた


この豹変ぶりに、口調の乱れ、確実に見せた＿＿＿





"自分達への拒絶"







唖然とする生徒達




それでもAは

指示を取り消すことも無ければ



寧ろ





自分達に害を与えようとした


犬の頭を撫で、周りの使用人を褒めていた





3人にはまるで走馬灯のように




自分に迫ってくる蝶が



使用人を褒めている彼女が




ゆっくり、ゆっくりと＿＿＿＿








五条「A」





生徒達へ蝶が届く前に五条が3人と蝶の間に入った




蝶は五条の前でぴたりと動きを止めて

羽の音は聴こえなくなった





Aは名前を呼んだ彼を鋭い目で睨み付けている









『…帰れや』






『結局アンタも他の奴らと同じだ』

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