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釘崎「A?急になんで?」
伏黒「…」
真希「これ見りゃ分かるだろ
棘がAに会いたがってんだよ」
狗巻は変わらずおかずを言いながら
ソワソワと動いている
全く落ち着きがない
パンダ「棘はAちゃんにご執心だからなぁ〜
楽しみにしてたんだよ、あの子に会うの
でも居ないから探せって言ってる」
狗巻「しゃけー!!」
真希「で、今どこだ?
どの道姉妹校の事も話さなきゃだからな」
その問いに伏黒が口を開く
伏黒「…アイツなら今は五条先生の所に」
真希「あぁ?悟?なんでだ」
伏黒「いや、それは知らないですけど」
真希「呼べ恵」
伏黒「今スマホ持ってないんで無理ですよ」
その後も呼べ、呼べませんと
同じ会話を繰り返す2人に痺れを切らして
釘崎が大きく口を開けた
釘崎「Aー!!!!来ぉおおおい!!」
伏黒「誰がそんな原始的な呼び方しろって言ったよ」
真希「面白いなお前」
パンダ「今年の一年は元気だな」
伏黒「そもそも、そんな呼び方で来るわけ__」
『…野薔薇?』
ふと聞こえたその声にばっと全員が振り向く
彼女はそれに驚いたのか肩を揺らした
「「(ほ、ホントに来たー!!)」」
『…あの、大人数でどうしたんですか』
彼女、丁度1年が居るであろうと
予想したここに既に向かって来ていた
叫び声に驚いて急ぎ足で来た様だ
狗巻「しゃけ!!しゃけ!!」
『あ、狗巻さん』
狗巻は嬉しそうにAに駆け寄って声をかける
さながらそれは犬のようである
釘崎「…いや、まさか呼んで本当に来るとは
思って無かったんだけど
それ以上にあの人のなつき具合が凄すぎて」
伏黒「それは確かに」
釘崎「何であんな懐いてる訳?」
釘崎は隣に居る2年に聞いた
パンダ「棘がAちゃんと初めて会った時に
棘は任務終わりで喉潰しちゃっててな
その時なんも声出なかったわけよ」
真希「んで、棘は初対面の相手だし
どうしようかと慌てたんだが
アイツは黙ってポケット探って飴渡したんだよ
ちゃんとのど飴な、しかも棘がハマってたやつ
それが始まり、そこからずっとアレ」
真希は狗巻を指してそう言った
パンダもうんうんと頷く
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名無し85578号(プロフ) - 絵うますぎやろ、、、 (1月24日 12時) (レス) @page21 id: cb5a427560 (このIDを非表示/違反報告)
, - アユォさん» そう怒んなってw (9月25日 16時) (レス) id: 459d45f88e (このIDを非表示/違反報告)
アユォ - Rさん» 知 ら ん が な (8月25日 23時) (レス) @page1 id: 58566d1681 (このIDを非表示/違反報告)
翠 - 棘、可愛すぎです!!好き (2023年4月29日 3時) (レス) @page50 id: 6cd5e39845 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - Rさん» pixivならまだしも、、占ツクではよいのでは?? (2022年10月9日 18時) (レス) id: 19cd532bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘党組 | 作成日時:2020年11月3日 1時