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ページ47

釘崎「長生きしろよって…

自分が死んでりゃ世話ないわよ」



釘崎と伏黒は階段に腰かけて

死んでしまった同級生の話をする




釘崎「Aは?」


伏黒「五条先生のとこ」



釘崎「…あの子もショック受けてんのかしら」




その言葉に1度俯いた伏黒はまた口を開く



伏黒「…アイツが多分、

一番ダメージ受けてるんじゃないか


あの時虎杖のところに残ったAが、一番」



少しの沈黙の後

釘崎が先に口を開いた



釘崎「…アンタ仲間が死ぬの初めて?」


伏黒「同級生(タメ)は初めてだ」




釘崎「ふーん、その割に平気そうね」



伏黒「…お前もな」




釘崎「当然でしょ

会って2週間やそこらよ


そんな男が死んで泣き喚く程、


チョロい女じゃないのよ」



そう言った釘崎の口元は

何かを堪えるようにぐっと歪められていた


伏黒はそれを横目で見てまた前を向く




伏黒「暑いな」


釘崎「…そうね、夏服はまだかしら」




「なんだ、いつにも増して辛気臭いな恵

お通夜かよ」


そんな重い空気が漂う2人の元へ

眼鏡をかけたポニーテールの女性が現れる



伏黒「禪院先輩」


真希「私を苗字で呼ぶんじゃ___」



「真希、真希!!」



禪院先輩と呼ばれた彼女が

言葉を続けようとすると


謎のパンダと

口元が隠れた少年がそれを遮る



パンダ「まじで死んでるんですよ


昨日!!一年坊が一人!!」



「おかか!!」




真希「は や く 言 え や」


それにダラダラと汗を流しながら真希が慌てた




真希「これじゃ私が血も涙もねぇ鬼みてぇだろ!!」


パンダ「実際そんな感じだぞ!?」

「ツナマヨ」




釘崎「何あの人(?)達」


騒ぎ始めた2人と1匹を指さして

釘崎が隣の伏黒に聞く


それに答えるために口を開けた




伏黒「二年の先輩


禪院先輩

呪具の扱いなら学生一だ」



真希「甘やかすだけが優しさかね」




伏黒「呪言師

狗巻先輩

語彙がおにぎりの具しかない」



狗巻「すじこ」




伏黒「パンダ先輩」


パンダ「でも憂太といる時は少し丸くなるよな〜」




伏黒「あと一人、乙骨先輩って

唯一手放しで尊敬できる人がいるが


今、海外」



釘崎「アンタ、パンダをパンダで済ませるつもりか」



釘崎が一番欲しかった説明が無くツッコんだが

伏黒はそれ以上は言わずに

その場から立ち上がった

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名無し85578号(プロフ) - 絵うますぎやろ、、、 (1月24日 12時) (レス) @page21 id: cb5a427560 (このIDを非表示/違反報告)
, - アユォさん» そう怒んなってw (9月25日 16時) (レス) id: 459d45f88e (このIDを非表示/違反報告)
アユォ - Rさん» 知 ら ん が な (8月25日 23時) (レス) @page1 id: 58566d1681 (このIDを非表示/違反報告)
- 棘、可愛すぎです!!好き (2023年4月29日 3時) (レス) @page50 id: 6cd5e39845 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - Rさん» pixivならまだしも、、占ツクではよいのでは?? (2022年10月9日 18時) (レス) id: 19cd532bd7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:甘党組 | 作成日時:2020年11月3日 1時

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