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伏黒「!!」
生得領域が閉じた!!
特級が死んだんだ
さっきの爆発音はなんだったんだ
あれだけの音でも特級は死ななかった
特級の攻撃だったのか?
もしそうなら、Aは…
虎杖が宿儺に代わったとしても
アイツ自身無事かどうか、
ちゃんと虎杖が戻れば…
宿儺「
伏黒「!」
いつの間にか俺の背後から出てきた
伏黒「__A!!」
その腕にはぐったりと体を脱力させて
固く目を閉じたAが抱えられていた
出血が多い…!
頭と足、耳からも血が出てる
首元のアレは…なんだ…?
噛み跡…なのか?
制服の1部が破れていて
そこにくっきりと歯型が残っている
髪も解けて濡れているように見えた
宿儺「そう声を荒らげるな
死んじゃいない、少し眠らせただけだ
まぁ、数日は起きないかもしれないがな
そのつもりで眠らせた」
宿儺は垂れたAの髪を手で避けながら言った
本当に殺すつもりはないみたいだな
呪いの王とは思えない扱い方だ
…だが、領域に連れて行くと言ってたんだから
Aもこのままだと無事じゃ済まない
宿儺「そう脅えるな、今は機嫌がいい
少し話そう」
宿儺「なんの
俺と代わるのに少々手こずっている様だ
しかしまぁ、それも時間の問題だろ
そこで俺に今できることを考えた」
伏黒「?」
宿儺は片手でAを抱えたまま
虎杖の制服を破きながら話す
ドスッ
伏黒「なっ!!」
宿儺は虎杖の体の中心に自身の腕を突き刺した
そのまま手を動かして血が飛び散る
宿儺「
腕を体から引き抜いた時には
その手の中に心臓があった
まだドクンドクンと動いている
その心臓を地面に投げ捨てて再び口を開く
宿儺「俺は
生きていられるがな
俺と代わることは死を意味する
更に、駄目押しだ」
ゴクン
宿儺の指!!
特級が取り込んでいたのか!!
宿儺「さてと、晴れて自由の身だ
もう脅えていいぞ
殺す
それが済んだら
伏黒「…あの時と立場が逆転したな」
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名無し85578号(プロフ) - 絵うますぎやろ、、、 (1月24日 12時) (レス) @page21 id: cb5a427560 (このIDを非表示/違反報告)
, - アユォさん» そう怒んなってw (9月25日 16時) (レス) id: 459d45f88e (このIDを非表示/違反報告)
アユォ - Rさん» 知 ら ん が な (8月25日 23時) (レス) @page1 id: 58566d1681 (このIDを非表示/違反報告)
翠 - 棘、可愛すぎです!!好き (2023年4月29日 3時) (レス) @page50 id: 6cd5e39845 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - Rさん» pixivならまだしも、、占ツクではよいのでは?? (2022年10月9日 18時) (レス) id: 19cd532bd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘党組 | 作成日時:2020年11月3日 1時