出会い2 ページ4
『僕の家、何もないですよ!?』
「別に物漁りに行くわけやないし、何もなくても大丈夫やで!これもなんかの縁やん。仲良うしよや!」
『ぼ、僕なんかと…?』
「A君て自己評価低いタイプ?まええわ。俺実は結構前からA君と仲良くしたかってん!でもコラボとか全然してへんやろ?誘いにくくてさー」
やばい、泣きそうだ。
こんな嬉しい話があるか。
憧れの人が、この僕と…。
「な、どうする?無理には行かんけど」
『…からすさんさえ良ければ、ご案内します。僕も…あの…』
「うん?」
『仲良く…なりたいです』
段々尻すぼみになっていった言葉は、外では決して聞き取りやすいものではなかったけれど。
それでも満足そうに頷いた彼は、いつも画面の向こうにあるとびっきりの笑顔を僕に向けてくれた。
「やった!ほな行こ!」
どうやらこれは夢じゃないみたいだ。
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M - 続き気になります!SLHの男主小説少ないんで嬉しいです!! (2019年8月8日 11時) (レス) id: c51e362cb2 (このIDを非表示/違反報告)
雪林檎(プロフ) - こんには!とても面白かったです!続きがとても気になりました!いつでもいいので更新待ってます! (2018年12月28日 17時) (レス) id: abf7edc199 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 面白いです!すぐに高評価押しました!SLHの小説少ないから嬉しいです!更新頑張ってください(´∀`*) (2018年10月14日 22時) (レス) id: 0ceadaf922 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はじゅ | 作成日時:2018年3月5日 4時