さんじゅうさーん ページ34
歩き続け気づけば家の近くだった
『あのっすぐそこ___「Aちゃん、」
腕を引かれたと同時に頬に手を添えられ近づく朔月さんの顔
咄嗟のことで動けないでいると
朔月「う"っ…」
痛々しい音とともに何かが吹っ飛ぶ
頭が付いていかず立ち尽くしていると身体ごと引き寄せられ優しく包み込まれる
「勝手に触ってんじゃねぇよ」
『蘭ちゃん、竜ちゃん…』
いったぁと言いながらこっちに近づく朔月さん
『なんで…』
竜胆「だから言ったろ、監視してるって」
蘭「監視してねぇとすぐゴミ虫が集っちまうからな」
蘭と竜胆は臨戦態勢に入ると
朔月「あはははは、愛されてるねAちゃん。もう大丈夫だよ」
俺はそろそろおいとましようかな
優しい笑顔で言う朔月さん
もしかして、2人がいる事に気づいてわざと…?
蘭「は?なんの話してんだよ」
キレだす蘭に対して急に真顔で
朔月「だめだよ、もっとちゃんと見張ってないと。可愛いAは俺みたいな狼に食われちまう。まあ
……次は容赦なく食べるから気を付けろよ」
一気に背筋が凍りついた
またねと笑顔で帰っていく朔月さん。何やかんや表情筋が忙しすぎてむしろ1番怖いかも…。
.
家に入りソファに座ると沈黙が広がる
それを破ったのは…
蘭「…ごめんっ」
竜胆「俺も…ごめんっ‥」
2人を見ると目に涙を溜めて謝っていた
『なんで泣いて…』
蘭「俺っ…もう他の女のとこ行かないから大っ嫌いなんて言わないで…」
竜胆「俺も…他の女なんて見ないから…嫌わないで‥」
ちょ、こんなこと今思うの違うのわかってるけど…
かわいいっ!!泣く2人に何故か罪悪感を感じ涙が溢れてくる。私は袋からある物を出し2人に渡す
『あのねこれ、3人お揃いの貝殻のブレスレット作ったの。私こそごめんなさい!嫌いなんて嘘、本当は大好きなの、!酷いこと言ってごめんね』
泣きながら謝る私に蘭が手を伸ばして涙を拭ってくれた
.
と思った
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よるくん(プロフ) - とても面白くて一気に読んでしまいました!続きも期待しています! (2022年7月13日 17時) (レス) @page36 id: d154af978e (このIDを非表示/違反報告)
でんでん。(プロフ) - 雷亜さん» ありがとうございます!はい!頑張っていきますので、よろしくお願いします( . .)" (2021年8月15日 1時) (レス) id: f6127465a5 (このIDを非表示/違反報告)
でんでん。(プロフ) - 愛月咲良さん» すみません、非表示なってました( ; ; )教えてくれてありがとうございます! (2021年8月15日 1時) (レス) id: f6127465a5 (このIDを非表示/違反報告)
愛月咲良(プロフ) - 31ってどこでしょうか…??? (2021年8月15日 1時) (レス) id: 4a6d894003 (このIDを非表示/違反報告)
雷亜(プロフ) - 試験お疲れ様です!これからも更新頑張って下さい! (2021年8月13日 17時) (レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:でんでん。 | 作成日時:2021年7月1日 2時