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さんじゅういち ページ32

海で遊んだ後朔月さんと砂浜で貝殻集めをしていた
ここの海では集めた貝殻でブレスレットを作ってくれるお店があるらしく集めてる最中である




『朔月さん朔月さん!!見てください大っきい貝殻!!!』


朔月「Aちゃん興奮しすぎ」



走って朔月さんに大きい貝殻を見せに行くと笑いながらはいはいと頭を撫でてくれる
朔月さんは本当のお兄ちゃんみたいで、私は緊張どころか楽しさ満載になっていた



『貝殻貝殻〜』
かがんで貝殻集めに没頭していると急に人影が近づいてきて


「あの、この貝殻いりますか?」


綺麗な可愛らしい巻貝を差し出す人。私は貝殻にしか目が行ってなかった
『ありがとうございま______「やらねぇよ」




立ち上がり持っていた貝殻を投げ捨てるその人を見上げると


蘭「お前なにしてんの」


竜胆「あいつ誰?」


『蘭ちゃん竜ちゃん…』
完全に怒った冷たい目で見下ろす蘭と竜胆だった



『貝殻集めてて…』



竜胆「は?男と2人で?」



蘭「てか何頭撫でられて嬉しがってんの?」




『嬉しがってないっ!それに…』

ちょっと来いと腕を引っ張られるがいやだと抵抗してると朔月さんが走ってきた
朔月「おい、その手離せよ」



蘭「あ"?誰に言ってんの?こいつ俺らのなんだけど」



竜胆「人のに手出してんじゃねぇよ」



朔月「A嫌がってんだろ、離せ」



蘭「は?なに気安く名前呼んでんの?」
名前を呼び捨てしたことで、より蘭と竜胆は激怒する。喧嘩になれば絶対に朔月さんはこの2人には敵わない。でも…これはチャンス!!!
私は険悪ムードの中掴まれた手を思いっきり振り切り朔月さんの元へ走る



『い、今デート中なの!2人共邪魔しないで』



蘭「はぁ?ガキのお前がデート?」



竜胆「Aさ、そんなこと言ってどうなるかわかってんの?」






『…知らない!そっちも他の女の子と遊べば?2人共女の子には困らないもんね?』




蘭「…お前それ本気で言ってんの?」

どんどん眉間に皺を寄せる2人
私は朔月さんの腕に抱きつき反論した








『朔月さんの方が蘭や竜胆より優しくて格好よくて頼りになるし…私のこと大切にしてくれるもん』



















『他の子といる2人なんて大っ嫌い…』

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よるくん(プロフ) - とても面白くて一気に読んでしまいました!続きも期待しています! (2022年7月13日 17時) (レス) @page36 id: d154af978e (このIDを非表示/違反報告)
でんでん。(プロフ) - 雷亜さん» ありがとうございます!はい!頑張っていきますので、よろしくお願いします( . .)" (2021年8月15日 1時) (レス) id: f6127465a5 (このIDを非表示/違反報告)
でんでん。(プロフ) - 愛月咲良さん» すみません、非表示なってました( ; ; )教えてくれてありがとうございます! (2021年8月15日 1時) (レス) id: f6127465a5 (このIDを非表示/違反報告)
愛月咲良(プロフ) - 31ってどこでしょうか…??? (2021年8月15日 1時) (レス) id: 4a6d894003 (このIDを非表示/違反報告)
雷亜(プロフ) - 試験お疲れ様です!これからも更新頑張って下さい! (2021年8月13日 17時) (レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:でんでん。 | 作成日時:2021年7月1日 2時

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