にじゅーに ページ23
優しさの悲しみを孕んだような顔をする蘭
蘭「痛い?」
傷に少し触れる
『少し…かな、でも擦り傷ばっかだよ?』
実際殴られはしたものの顔に付いてるのは擦り傷のような傷ばっかりなのだ。しいて言えば、袋叩きにされた際に肩をやられ青あざがついており体も数ヶ所青あざがあるぐらい
蘭「擦り傷でも傷ついてるのは事実だろ、」
確かに綺麗な体とは言えない傷ついた体。それをみてごめんなと言う蘭
『でも蘭と竜胆が来てくれなかったらこれよりもっと酷かったと思うよ?
だから、来てくれてありがとう』
私の頬に手を当てている蘭の手に手を重ねると、手首を掴まれソファへ連れていかれる
連れて行かれ、優しく押し倒され覆い被さる蘭の身体
『ら、らん??』
今の状況に困っていると蘭は無言で私が着ている前開きのパジャマのボタンを外していく
『ちょっ、なんで外してっ!!』
必死に抵抗するもその時には遅く、露わになった体を咄嗟に隠すと腕を捕まれ蘭の片手で頭上に束ねられる
『やだ見ないでっ…きたn「綺麗だよ」
蘭「他の誰よりも1番綺麗だよ」
見たことないぐらいの優しい顔で言う蘭
その言葉に何故か涙が溢れてくる
チュッ…チュッ…
傷一つ一つに丁寧に口づけをする蘭
『…ふぅっ‥んっ…』
生理的に出る声と涙、蘭に口づけされ高揚していく私の身体。どんどん変な感覚に陥ってくる
蘭「…はぁ‥誘ってんのそれ」
俺今したら絶対止めれる自信ないと言いながら口づけを再開する
私は変な感覚の身体になる中ふとあることを思い出す
.
『ねぇ、蘭。あのさ…』
蘭「っん??」
チュッと口づけをしながら言う蘭
すると竜胆が髪を拭きながらリビングへ入って来て私と蘭の体勢に驚きこっちへ来る
『あの…高校生の女の人たちと何してたのっ…?』
その言葉に足を止める竜胆と口づけを止めこっちを向く蘭
竜胆「え…Aなんでそれ…」
蘭「なんで俺らが高校生の女といたこと…」
驚く2人を見てやっぱりあの後ろ姿はこの2人だったんだと確信してしまった
『見たの…路地裏に4人でいてお店に入るとこ』
鳩が豆鉄砲を食らったような顔をする2人
『あの人達は誰?付き合ってるのかな…?変なお店に入って何してたの…っ??』
彼女だったらこの状況も、私の家に居ること自体良くないよ。といい蘭の力が緩んだ時に抜け出しソファの端っこで膝を抱え座る
2人は顔を見合わせ口を開いた
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よるくん(プロフ) - とても面白くて一気に読んでしまいました!続きも期待しています! (2022年7月13日 17時) (レス) @page36 id: d154af978e (このIDを非表示/違反報告)
でんでん。(プロフ) - 雷亜さん» ありがとうございます!はい!頑張っていきますので、よろしくお願いします( . .)" (2021年8月15日 1時) (レス) id: f6127465a5 (このIDを非表示/違反報告)
でんでん。(プロフ) - 愛月咲良さん» すみません、非表示なってました( ; ; )教えてくれてありがとうございます! (2021年8月15日 1時) (レス) id: f6127465a5 (このIDを非表示/違反報告)
愛月咲良(プロフ) - 31ってどこでしょうか…??? (2021年8月15日 1時) (レス) id: 4a6d894003 (このIDを非表示/違反報告)
雷亜(プロフ) - 試験お疲れ様です!これからも更新頑張って下さい! (2021年8月13日 17時) (レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:でんでん。 | 作成日時:2021年7月1日 2時