灰谷兄弟と幼馴染

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そんなある日



今日も蘭と竜胆に一緒に帰ろうと言ったもののしっかり無視されたので一人で歌を歌いながら帰っていた






通り道の家から近くの公園の横を通ると中学生が何やら群がっていた







その中学生にびびった私は急いで家に帰ろうとしたがふと中学生の群れの中にリンチにあってる二人の男の子を見つけた



その男の子は蘭と竜胆だった
そしてその二人の後ろにはボロボロになり怯えている小さい3匹の子猫がいた








私は蘭と竜胆がリンチにあったと気づけば勝手に体が中学生へ向かっていった





『蘭と竜胆に手を出すなぁぁぁあ！！！』





もちろん小学生が勝てるわけもなく突進した私を中学生はら掴み投げるはずだった…
それを難なく避け中学生の顔面に飛び蹴りを食らわしたのだ。食らった中学生は気絶し一緒にいた仲間は気絶男を置き去りにし逃げていった








元々幼少期の頃から知り合いの道場に通っていたため多少の喧嘩は手合わせ程度のものなのだ







振り返ると唖然とした蘭と竜胆だったが


蘭「おまっ！！怪我したらどうすんだよ！！いつもお前を無視してる俺達のこと助ける必要ないだろ！」






竜胆「兄貴の言うとおり、なんで俺達なんか…」








急に怒り出したと思えば下を向き出す二人を見て



『だって蘭ちゃんも竜ちゃんも私の大切な人だもん！』
私は笑顔でそう言うと二人を抱きしめた



蘭と竜胆は驚く事もなく抱きしめかえし、二人の顔には涙が流れていた。それをみてあやすように二人の背中をずっと撫でていた

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