いち ページ2
蘭・竜胆side
俺達が出会ったのは小学3年生の時
隣に引っ越してきた家族が家に挨拶に来た
挨拶をしろと呼ばれて玄関に行くと、そこには母親の後ろに隠れチラチラとこっちを見る俺達と同い年ぐらいの女の子がいた
『…』
何も話さずチラチラと見る女の子は綺麗な長い黒髪でまつ毛も長くお人形のように整った顔をしていた
親同士のずっと話しを聞く限りこいつは同い年の小学3年生で親同士は仕事関係に繋がりがあるみたいだ
『あ、あの…私一宮A…お友達になってk』
蘭・竜胆「「やだ」」
『え。』
こら蘭!竜胆!と母親が叫ぶが俺達はそれを無視して部屋の奥へと入っていった。その後母親はごめんねと言いつつ俺達の名前を紹介していた
即行で拒否り去る俺達を見ながら目には沢山涙を溜めていたが俺達には関係ない
正直俺達の家庭は世間で言うお金持ちの家庭だと思う。でもただそれだけ。
世の中の小学生の子供は親や友達は大好きだ大事だの言うが俺達は違う。昔から仕事ばかりで俺達には無関心の両親、問題児の俺達を怖がるつまらない同級生、危険だと冷たい目を向ける周りの大人。
この頃から俺達は兄弟しか信用していなかった
.
それからというもの…転校して来たあいつは同じクラスでそれなりと友達も増えていた
その中無視をし続ける俺達に対してめげずに毎日のように話しかけてきた。人見知りなりに頑張って話してるのは目に見えてわかる
『ら、蘭ちゃん一緒に学校行こう?』
蘭「…」無視
『り、!竜ちゃん一緒に絵本読もうよ!』
竜胆「は?」睨み
もちろん信用なんてできない俺達は馴れ合う気すらなかったため毎日こんな日々を送っていた
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よるくん(プロフ) - とても面白くて一気に読んでしまいました!続きも期待しています! (2022年7月13日 17時) (レス) @page36 id: d154af978e (このIDを非表示/違反報告)
でんでん。(プロフ) - 雷亜さん» ありがとうございます!はい!頑張っていきますので、よろしくお願いします( . .)" (2021年8月15日 1時) (レス) id: f6127465a5 (このIDを非表示/違反報告)
でんでん。(プロフ) - 愛月咲良さん» すみません、非表示なってました( ; ; )教えてくれてありがとうございます! (2021年8月15日 1時) (レス) id: f6127465a5 (このIDを非表示/違反報告)
愛月咲良(プロフ) - 31ってどこでしょうか…??? (2021年8月15日 1時) (レス) id: 4a6d894003 (このIDを非表示/違反報告)
雷亜(プロフ) - 試験お疲れ様です!これからも更新頑張って下さい! (2021年8月13日 17時) (レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:でんでん。 | 作成日時:2021年7月1日 2時