友情と恋人の違い【泉田莇】 (ページ42)

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Blooming 42 ページ42

幸「失礼しまぁーす…あれ、雄三さんだ」

雄「おぉ、瑠璃川か」

い「どうしたの？」

幸「衣装合わせしたくて。とりあえず出来たから着てみて欲しい。Aは別室で着替えてきて」

『うん！』

私は幸くんに渡された衣装を持ち、別室に向かった。
ん？別室って言われたけど、どこ行けばいいの？？

太「あ！Aちゃん！どうしたんすか？」

『あ、いい所に！衣装合わせでね？別室ってどこだかわかる？』

太「別室ってイコール監督先生の部屋なんすよ」

『そうなんだ…案内してもらってもいい？』

太「お易い御用っす！」

私は太一くんについて行く形で案内される。
…やっぱり、この寮広いなぁ…
なんか自然を感じる。

太「ここっす！」

『あ、ありが…』真「なにしてるの？」

『うわぁぁぁ！？って、真澄くん？』

真「…衣装？」

『そう、衣装合わせで別室って言われてここに来たの』

真「大好きな監督の妹だから、俺が守る」

『守るって…守るより、私がこの中で着替えるから一応、見張りお願いしていいかな？？それでいい？』

真「頑張る」

『あははっ…ありがとう…太一くんありがとう！』

太「いえいえ！衣装着たら写真下さいっす！」

『了解！』

ガチャ

『…ブレザーの制服か。かわいいな』

私の学校はセーラー服。
セーラー服もかわいいんだけど、ブレザーも可愛い。
ってか、幸ちゃんこんなのも作れるんだ…すごい。

『…ぴったり。…まぁ、そっか笑サイズ測って教えたから当たり前だよ笑』

ガチャ

真「っ！かわいい」

『真澄くんはお姉ちゃんが好きなんだよね…？』