Blooming 41 ページ41
天「"あいつ…美月が教室で泣いてたんだよ。多分だけど、先生に告って振られたんだと思う"」
莇「"えっ…"」
天「"あの先生、婚約者いんだよ。それを知らずに告ったんだと思う。傷ついてると思う。行ってやってくれ。"」
九「"そうだよ!頑張れよ!翔!"」
莇「"おぅ。行ってくる"」
今日は2回目の雄三さんの訪問。
今回は翔のシーンを多く見せて欲しいとのリクエスト。
…でも、なんで??
雄「やっぱりだな。」
い「なんでしょうか…?どこか悪いんでしょうか?」
雄「泉田。なんかあったか?ちゃんと"好き"っていう感情の演技ができてる。」
莇「えっと…」
莇はちらっと私の方を見る。
私はなんの事だかわからず、"どうしたの?"と口パクすると、莇の顔はみるみる真っ赤になっていった。
雄「……はっはっは!そういうことか!よかったな」
莇「う、うすっ///」
い「…??」
私が莇を見てると、隣に万里くんが座ってきた。
「疲れたぁー」と呟いてドリンクを飲む。
『お疲れ様。万里くん』
万「…莇と仲良くしてたか?」
『おかげさまで笑 万里くんっ、あのさ…』
万「聞かなくてもわかるって。ごめんなさいだろ?Aちゃん、莇のこと好きだもんな?」
『改めて言われると恥ずかしいな…』
万「…まっ、俺の事気にせず、ゆっくりのペースで進んでいけよ?」
『うん、ありがとう』
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作者名:有李 | 作成日時:2020年2月15日 20時