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三日目 ページ4

何故内緒にしたか、何せ僕は女扱いをされるのがあまり好きでは無かった、今の様に極度に近付かれるのも免疫が無いから苦手ではあるけど。

「…ふーん まぁ別にどっちにしろ俺達は仲良くするんだけどさ、じゃあ俺より小っさいからチビな!!」

『……第二次成長期がまだなんです、これから伸びます…』

翡翠の瞳を爛々と輝かせながら言い放つ浦田さんについ対抗心が出てしまいぼそりと聞こえる程度の声量で呟いた。

「俺は環クンはこれでええと思うけどな抱き心地ええし丁度ええ大きさや」

「うっわ志麻くん気色悪、それセクハラやんけ」

「うるさいわ! 俺は堂々としてるからちゃうねん!」

そう言う志麻さんの謎理論と共に僕は志麻さんの腕から解放された。



「環さんお茶〜! これくらいしか出せへんけどどうぞ!」

坂田さんはお茶の入ったコップを机に静かに置いて微笑みかけてくれた。
さっきから坂田さんが見当たらないと思っていたら注ぎに行ってくれてたのか、坂田の綺麗な赤色の瞳と自分の目が交わると褒めてと言わんばかりに見つめてきたので少しの羞恥心を抱きつつ感謝の言葉と共に頭を軽く撫でてみると坂田さんはへにゃりと嬉しそうに笑いかけてくるから撫でる手が暫く止まらなかった、犬みたいで可愛い。

「あ、環クン一人暮らしなんやろ? 何歳なん?」

正直な歳を言ったらガキかって思われて幻滅をされるのではないだろうか、否、別に会って初日の人達なんだし幻滅されても別に構わないだろう、何余計な事を考えているのだろうか自分は

『今年17歳です』

「わっか!? は? 何で一人暮らし? ワケあり?」

『いえ、特に 好きな事をする為に引越してきたんですよ』

グイグイと私情に突っ込んで来る質問に少し嫌気が刺しつつも顔に出さないように出来る限り穏やかな表情で答える。

「そうなんですね〜、偉いなぁ環さんは 俺が高校生の時なんかそんな行動力がまず起きひんわ」

「分かる! て事は環さん学校行くん?!」

『あぁ…まぁ一応行かないとですしね、その条件付きなんで…』

「……偉いんじゃねぇの」

ぼそりと呟かれた方を見ると翡翠の瞳はそっぽを向きながら頭を乱雑に撫でてくれた、顔は心做しか少し頬がほんのりと赤く染まっていたように見えた。

『ふは、ありがとうございます』

その頬は感謝の言葉が聞こえると先程より一層赤くなっていた。

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ちゃむら(プロフ) - 注意ありがとうございます気付かなかったです…! (2018年3月29日 10時) (レス) id: 27480095f6 (このIDを非表示/違反報告)
- 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい。違反行為なので違反報告の対象になります (2018年3月29日 9時) (レス) id: cbd6b96090 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃむら | 作成日時:2018年3月29日 9時

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