【d!】主役を奪うのが我々【軍パロ】

始まっている ページ25

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ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ





あれから廊下をずっと走り続けている



tn「！A！」





『!トントン！』


トントンに手招きされ、倉庫に入る





ﾊﾟﾀﾝ




tn「大丈夫やったか？」



『私は何ともない。でも・・・シッマが・・・』



tn「ん。分かっとる、A、大事な話がある。驚かず、ちゃんと聞くんやで」




『うん』


トントンは何かを決心したかのように私に告げる







・








・





tn「俺らの中に、内通者が居る」



『えっ？・・・内通者？』




tn「俺ら以外に侵入経路を教えた奴が居るんや。せやなければ侵入は不可能や」







心臓の鼓動がとても早くなる



もしっ




ゾムだったら・・・





ゾムが私たちを騙していたらっ・・・




tn「A、落ち着けや」





『ゾムだったらっ・・・ゾムが騙してたらっ・・・どうしようっ・・・どうしようっ』




tn「Aっ！一回深呼吸せい。 大丈夫や、ワイはAとゾムを信じてる。」



『・・・・・・そっか』






tn「・・・」







『トントンはっ・・・・・・裏切ったり、しないよね？』

ずっと答えてほしかった、




絞り出した言葉





彼から帰ってきたのは


tn「おん。裏切らん」



曇り一つない透き通った瞳だった。


『じゃあ、また』




tn「気をつけえや」



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