72 「仲間の怪我は自分の責任」 ページ25
「しばらく安静にしてれば、目覚めるはずでホシ」
「安静にしていれば・・・か」
「・・・茉莉?」
「ん?どうした、私は大丈夫だ。そこまでの怪我は「そうじゃなくて」
「様子変だ。まさかロイヤルナイツに捕まった時になにかあった?」
「なにかって?」
「・・・・・・・とぼけてる・・・?」
「いや、本気」
当たり前だ。ロイヤルナイツがなにしたとか眠ってて覚えてすらいないんだ。
「それよりも司令官がお呼びです」
「茉莉は行かないの?」
「ここで待ってる、みんなが起きるの」
「・・・・分かった」
心配させて悪いけど、やっぱり今回の負けは・・・いや、みんながこんなに怪我したのには俺にも責任がある。究極体に進化できる俺がみんなを守らなきゃいけないのにね。
もっと強くなれば、きっとみんなの役に立てるのに・・・やっぱり弱いよ・・・。
「どうしたホシ」
「スターモン・・・、いや、なんでもない!・・・拓也!」
「あれ・・・ここどこ・・・」
「良かった!目、覚めたか?」
「茉莉!?ちょっと待て、ここどこ!?」
「それは・・・・・・」
〜〜〜
戻ってきた輝一と一緒に目覚めたみんなに現状を説明した。月にやってきてしまったのはある意味最悪だ・・・。ぼろ負け・・・。
デジタルワールドのデータはドンドン吸収されてる。
「とにかく、やれることは全部やってみよう!」
『『『『スピリットエボリューション!!』』』』
『アグニモン!』『フェアリモン!』
『チャックモン!』『レーベモン!』
『『スピリットエボリューション!』』
『ガルムモン!』『ボルグモン!』
『ハイパースピリットエボリューション!』
『ホーリーセイラモン!』
『・・・ってえ、なんでお前だけ究極体なんだよ!!』
『エネルギー技を使うんだろ?!ホーリーセイラモンが1番強力だから』
『それは俺も同じだァァァ!!』
文句を言うから折れてフィーリアモンに。
『ねえレーベモン、お願いが・・・』
『なんだ?』
『1回だけ、エントリヒメテオールをこの盾に放ってくれない?』
『は・・・はぁ・・・』
『フィーリアモン、なに考えてるんだ?』
『・・・・なるほど』
とにかく、これでOK!さて派手にやりましょうか!
73話へ続く
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エマ - 続きも楽しみ 更新お願いします(*≧∀≦*) (2013年9月19日 16時) (レス) id: d693d9f1e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天城マミ | 作成日時:2012年10月29日 1時