検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:10,345 hit

63 「封印されたデジヴァイス!」 ページ16

「しかし、これからどうする?」
「うーん・・・どうすっかなぁ〜」

ケルビモンが姿を消した。それはつまりまた新たな対策を練るための一時的な退散を考えて良いはず。
とりあえずケルビモンを探すのが先決か、まだ暴れまわっているデジモンたちをスキャンするのか・・・まぁ決めるのは2人だろうけど。

しかも、輝一にはやることがありそうだ。

「あの・・・その、さっきは・・・・・・・さっきは・・・・」

「うわぁああん!」
「なんだよパタモン!」
「来るですー!」

「ケルビモンか!?」
「・・・!下だ!」

下・・・視点を下げるとそこは急に氷と化していく、新たな脅威か!?

「「うわぁっ!」」
「うわああ!?」

「な・・・なんなんだ!?・・・お前は!」

さっきデジヴァイスを無くした時に現れたデジモン!?
まさか、この崩壊のせいで牢獄から脱出できたってことなのか・・・・?

「お前!ケルビモンの仲間か!?」

「ケルビモン?あんな野郎と一緒にしないでもらいたい」

「ケルビモンの仲間じゃないの?!」

どちらにしても、ボコモンによれば凶悪なデジモンらしい。しかもケルビモンよりも始末が悪いときたか・・・。
なら、とっとと倒してデジコードをスキャンしないと!

「ふうむ・・・貴様ら人間だな?」
「だったらどうした!!」
「うむ、感謝しよう。貴様らのおかげで窮屈な地下牢から出る事ができたァ」

なんだ、コイツ・・・・なんか怪しさ全開というか話しかけないほうが良かったのか?
というかあの役立たずになったデータを全部食べたって・・・なんつー奴だ、ケルビモンより最低だ!ハイパースピリットでコテンパンにしてやる!

「ささやかだが礼をしよう。感謝の印だ」

「デジヴァイスが!」
「これじゃあ進化できない!」

「ケルビモンと戦えるってことはまぁまぁよ、お前達はお後の楽しみにとっておこう。さぁて残りの人間たちはどれだけ楽しませてくれるかな?」

「どこが感謝の印なのよ!」

泉の言うとおりだ、これじゃあ俺も進化できないし、みんなを見守るしかない。
2人は諦めずにデジヴァイスの反応をなんとか掴もうとしてるし、とにかく氷の陰に隠れよう。

『『『『スピリットエボリューション!!』』』』

『ブリッツモン!』『フェアリモン!』
『チャックモン!』『レーベモン!』

64話へ続く

64 「アイスデビモンを打ち破れ!!」→←62 「忍び寄る影」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:デジモンフロンティア , デジモン   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

エマ - 続きも楽しみ 更新お願いします(*≧∀≦*) (2013年9月19日 16時) (レス) id: d693d9f1e0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:天城マミ | 作成日時:2012年10月29日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。