【暗殺教室】その女４ (ページ5)

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死神の時間後編ページ5

しばらくすると、今までの中で最も大きな爆発音が響いた

そして瓦礫による地響きが牢屋を揺らす

「烏間先生！大丈夫ですか？！」

≪何だ？≫

「やっと繋がりました。先程の爆発音は？」

≪…俺はいいが、イリーナは瓦礫の下敷きだ≫

「…！」

殺せんせーの持つトランシーバーから聞こえた烏間先生の声に皆が絶句した

≪だが構っている暇はない。死神を追う≫

「なっ…」

「ダメ！どうして助けないの烏間先生！」

誰よりも早く叫んだのは陽菜乃ちゃんだった

≪…倉橋。イリーナは彼女なりに結果を求めて死神と組んだ。一人前のプロならば自己責任だ。≫

「プロとかどーでもいいよ！15の私がなんだけど、ビッチ先生まだ21だよ？！多分…安心の無い環境の中で育ったから、ビッチ先生はさ、大人になる途中で大人の欠片をいくつか拾い忘れたんだよ。

だから、助けてあげて烏間先生」

≪…≫

烏間先生は陽菜乃ちゃんの言葉に静かに耳を傾ける

そして、次は桃花ちゃんが烏間先生に言う

「私達生徒が間違えた時も、許してくれるように」

烏間先生ならきっとビッチ先生を助けてくれる

皆そう信じ、私達は反撃にでる