【暗殺教室】その女４ (ページ14)

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2週目の時間ページ14

しばらくし、寺坂くんが私を呼ぶ
どうやらカルマくんと話し込んでる間に終わったようだ

「次は星野さんですか。」

『これ、進路調査票です。』

「ふむ…高校は椚ヶ丘ですか。学力勝負を楽しむには最適ですね。」

『学力で勝負したい人達はここ(椚ヶ丘)にしかいないのでね。』

私の進路調査票には志望校は椚ヶ丘高等学校、職業(第一志望)には公安警察と書かれている

「星野さんの暗殺技術は素晴らしいです。きっと公安警察でも能力を発揮できるでしょう。頑張ってくださいね。」

『はい！』

・

職員室から出ると扉の横には莉桜が立っていた

『次は莉桜か』

「Aはやっぱここ(椚ヶ丘)に残んの？」

『うん。莉桜は別だよね』

「そうだねー…じゃあ、行ってくるよ」

『頑張って』

莉桜を送り出し、私は教室に戻った

・

「中村さんは外交官ですか！君がここまで真面目な目標を持つとは…！」

「あはは、ちょー失礼！

アタシこう見えて天才小学生って呼ばれてたんだよ？小1の時、小6のテストでオール満点。成績はいつも一番！

けど、普通がよかった。普通になりたかった。私も、おバカな点を取ったことでみんなと盛り上がりたがった。

せっかく入った椚ヶ丘でバカばっかやってたら、ホントにバカになっちゃってた。失望しきった親の涙見て失ったものの大切さに初めて気づいた。

けど、みんなと一緒にバカみたいな事もしたかった。このクラスで両方できた。

ありがとね、殺せんせー」