死神の時間 前編 ページ42
「イリーナに誕生日の花束？何故俺が？君等が渡した方が喜ぶだろう。」
外でビッチ先生がみんなと遊んでる隙に烏間先生に頼めばこの反応
まあ、予測はしてたけど
「烏間先生、あのビッチが必要な戦力と思うならさあ、同僚の人心掌握も大事な仕事じゃないの？ああ、俺等が花束用意したの、ナイショね」
「…一理あるな。分かった、俺が渡そう。気遣いに感謝する。」
渚くんから花束を受け取る烏間先生
後は烏間先生がビッチ先生に渡すのを見守るだけだ
余計なこと言わないといいけど…
私達は校舎の裏に移動する
・
「ちょっとカラスマ聞いてよ！ガキ共がね＿＿」
「丁度いい、イリーナ」
「…カラスマ？」
花束をビッチ先生に差し出す烏間先生
少し雑だがそれよりも烏間先生に花束を用意してもらったことが衝撃的なんだろう
「誕生日おめでとう。」
「うそ…アンタが？」
「遅れてすまなかったな。色々と忙しかった。」
「やっば、超嬉しい…！ありがとう。アンタのくせに上出来よ！…なんか企んでんじゃないでしょうね」
「祝いたいのは本心だ。おそらくは最初で最後の誕生祝いだしな。」
烏間先生の言葉によって不穏な空気が流れ始める
「…何よ、最初で最後って」
「当然だ。任務を終えるか地球が終わるか、二つに一つ。どちらにせよあと半年もせず終わるんだ。」
その瞬間、職員室の窓がスパンと開いた
恐る恐る見上げるとそこにはビッチ先生が
「こんなことだろうと思ったわ。あの堅物が誕生日に花を送るなんて思いつくはずないもんね」
ビッチ先生は拳銃を引き抜き、上に向かって発砲した
どうやら屋根に殺せんせーがいたらしい
「楽しんでくれた？プロの殺し屋が踊らされて舞い上がっている姿を見て」
そこにいたのはいつもの口煩いビッチ先生ではなく
「おかげで目が覚めたわ。最高のプレゼントありがとう」
E組に来たばかりの頃の”イリーナ・イェラビッチ”だった
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夜爪(プロフ) - 時雨波 小雪さん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2021年11月25日 4時) (
レス) id: 7ae17793b3 (このIDを非表示/違反報告)
時雨波 小雪(プロフ) - コメント失礼します！読んでてすごく面白いです！一気に全部読んじゃいました。次の更新も頑張ってください！楽しみにしてます。 (2021年11月24日 18時) (レス) @page39 id: d30abed67e (このIDを非表示/違反報告)
夜爪(プロフ) - 花奏さん» マジですか、ありがとうございます！！更新もなるべく早くできるように頑張ります！ (2021年4月4日 15時) (レス) id: 1aeac57809 (このIDを非表示/違反報告)
花奏(プロフ) - つい先日見始めました！とても好きな内容で主様の書くお話を見るのが凄く楽しいです！！なので主様の更新楽しみにしています。長文失礼しました。 (2021年4月1日 23時) (レス) id: 6022677fb3 (このIDを非表示/違反報告)
夜爪(プロフ) - 澪桜さん» ありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2020年7月30日 1時) (レス) id: 1aeac57809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜爪 | 作者ホームページ：
作成日時：2020年7月14日 1時
