【ハイキュー!!】君と描くキャンバス【夜久衛輔】

Campus 52 ページ7

でも、そこで2つの疑問。


『セッターいないとスパイク打てないけど、どうする？』

翔「あっ！！そっか！…影山は…すごいけどなんかやだ」


顔を顰めて、ふいっとする。




『仲良くないの？』


すごく息が合ってて、仲良さそうに見えたんだけど、まだギクシャクしているところもあるのかな？




翔「うーん、あいつのトスすげぇけど、いちいち言ってくんだよ」

『…じゃあ、こっちのセッターは？』



孤爪君はセッターだし、翔陽と孤爪君のコンビネーションも見てみたい。


翔「それいいな！！研磨ー！！」

孤「何、翔陽」

翔陽が説明すると、特に嫌な顔はせず別にいいけど…と濁らせる。


翔「けど？」

孤「どこでやるの？」



もう1つの疑問は、どこでやるか。
どっちにしても宮城と東京じゃ遠いから、時間あるときじゃないと難しいよね。


翔「じゃあ、詳しいことはまた後で！」

孤「分かった」



いつの間に交換したんだろう？




孤「…そういや、羽鳥さんの連絡先知らない」

『あ、そういえば交換してなかったね！』





孤爪研磨





また追加された連絡先。

少しずつ、増えていく電話帳と思い出。



あっという間に過ぎた時間。

綴られていく記憶、思い出、友達……一生のたからものだ。








宮城県………お兄ちゃん、元気かな？



最近、あんまり連絡してないな。

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