【ハイキュー!!】君との時間【夜久衛輔】

Memoly 25 ページ26

『何食べたい？』

夜「んー、野菜炒め！」


　すごくワクワクした顔でその単語を口にする。




『お昼も食べてたよね』

夜「野菜炒め好きだからな」




　夜だから軽い方がいいのかな？

でも、練習後で疲れてるしいっぱい食べるのかな？





冷蔵庫にある材料で、醤油炊き飯(オリジナル)と野菜炒めとスープを作ることにした。


とりあえず、洗面所に行ってうがいと手洗いを二人でした。


キッチンヘ戻り何気なく時計を見ると20時前。
い、急いで作らないと！


夜「俺も手伝うよ」





『え…！？いいよ、そこに座ってて。あ、テレビつけるね！それとも本読む？トランプやる？棚の一番下の引き出しに……あ、肩凝ってない？私マッサージ得意だよ！』





夜「はははっ」


　なぜか笑いだした夜久君。



え、何かおかしなこと言った？



夜「誰が料理するんだ」


『！』





　そうだった〜……今までにない恥ずかしさで、俯いて顔を隠した。


夜「ははは。んじゃ俺食器用意するよ。これ？」

『うん…』



　食器を用意してもらって私はまずフライパンに油を引いといて、野菜と醤油炊き飯の具材を切り始めた。


(夜久君まだ笑ってる…)









　テーブルへ綺麗に夕食を並べた。


夜「おおぉ、うまそーだな！」


その姿を見て、Aは小さく微笑んだ。

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