【青葉城西】木兎の従妹は苦労人 2nd【HQ】

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孤爪side



Aが走り去って場の空気は静まり返っている。


その空気を梟谷の人が破った。



木「及川お前さいてーだな！」


及「どうみたってAが悪いでしょ。奏ちゃん怪我してるんだよ?!」



この人は1年マネの言葉しか信じないのか。


逆にそこまで信じ切れる精神がすごい。



岩「さすがにねーわお前」



及「岩ちゃんまで!?だって…

　奏「いいんです徹くん。みなさんAさんの味方なんですねぇ(泣)」



なにこれ。


つくづく痛い人たち。



どう見たってAが被害者でしょ。



「だって、奏ちゃんは怪我してるんだよ？Aのせいで。血もすごい量だし」


孤「傷口と床見れば一目瞭然。」



それだけ言ってクロたちとAのもとへ向かう。


この場にいるこの人たちよりAが心配。



・



向かった先でAは倒れてた。



木「おい！Aしっかり！」


赤「誰か猫又監督呼んで」


国「入畑監督では」


赤「今は説明してる時間無いから、早く」



他のマネージャーたちも集まってきて騒がしくなる。


こんな騒ぎなら呼ばなくても監督たち来そうだけど。



A大丈夫かな。



・



猫「早く医務室連れてけ！」


赤「はい」


猫「青城のやつらは一緒に来い」



いつもより怖い監督。


緊張感が漂ってる。

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