【青葉城西】木兎の従妹は苦労人 2nd【HQ】

４７ ページ2

仁花ちゃんの後からどんどんみんな起きてきて、


昨日までと同じく朝から騒いでる。




・



・


音駒対烏野が終わって次に青城対梟谷。


くにみんも嘆いてたし、ちょっと見に行くかな。



『奏ちゃんどう？』


奏「Aさんなんで来たんですかぁ？」


『仕事大丈夫かなって思って』


奏「奏ちゃんとできてます！だから大丈夫ですよぉ」


『そっか、ならよかった。みんな頑張ってね』


岩「おう」


国「はい」


及「あれ、A何しに来たの」


『様子見に来たんだけど』


及「A合宿中は音駒のマネでしょ」



前よりクソ川の態度が冷たい気がするんだけど…


私がいない間になに吹き込まれてんの。



音駒に臨時で行ってるけど、私は青城のマネなんですけど…


自分の高校見に来るのもダメなわけ？



居心地悪いし戻ろ。



くにみん、岩ちゃん、私青城に帰れるかな？




去り際に奏ちゃんから



「ご飯後に倉庫来てください」




嫌な予感するけど、



行かないわけにいかないよね…




面倒ごとは嫌いなんだって。




・

＿倉庫



いつも遅刻常習犯なのに、



こういうときはきっちり時間通りに来るんだな。



『奏ちゃん？』


奏「遅いです〜」


奏「今日でわかりましたよね？青城にはもぉAさんの居場所はありません♪」



私には一切向けられることのなかった笑顔が目の前にある



顔はかわいいんだけどな…


なんて場違いなことを考えていたら



奏「今からAさんが二度と青城に戻れないようにします」






そういって私の手首をカッターで切りつけてきた。

４８→←４６

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す