【ハイキュー】最近のヤンデレ達にはギャグが通用しないらしい

欲望に抗えなかった(作者)【百合番外編】 ページ39

『…あっ、舞ちゃん居たー！！』





「A先輩遅いですよ…」





『いやぁ、電車表で迷っちゃって…面目ないっス…』





最近挨拶のボキャブラリーがなくなって来たAですよー。今、なんとあの舞ちゃんと！お買い物に来てるんです！！
お誘いに何日かかったことやら…(白目)





『あ、クレープ食べよ！！』





「もうなんか食べるんですか！？」





『だってお腹空いた…』





「朝ご飯は？」





『お母さんに…時間ないから煮干のはらわたでも食ってけって…』





「はらわたって苦い所ですよね！？」





『うちの家族ちょっとヤバイから…という訳で甘い物と腹を満たせる物が食べたいA先輩です。』




「…今度はちゃんと食べてきてくださいね。」





『やたー！流石ツンデレ舞ちゃん！！』





「ん？？」





『おっしゃあ何のクレープ食べようカナ！！(滝汗)』





「私、チョコバナナクレープにします。(即答)」




『え、早くね？…じゃ、私いちごレアチーズケーキで！』





「あれ、同じじゃないんですね。」





『え、何々？？同じがよかった？？』





「いやそんなことは微塵も思ってないんですけど、」





『そうかよ！！』





「A先輩、【じゃあ私も舞ちゃんの同じのにするー！】って言いそうなので。」






『あ〜…"友達と"来てる私ならそう言うかもね。』





「…ほ、ほらクレープ来ましたよ！」





『痛い痛い舞ちゃん照れてんのは分かるけど腕抓らないで痛い痛い痛い』





「…さっきの話の友達って幸恵先輩のことですか？」





『…ん？あぁ、なんで？』





「…合宿中あの人とずっと一緒に居ました。…例え話でも違う友達だとしても、今は、私のことだけ考えてほしい…です。」





『…ブフッw』




「なんで笑うんですか！？」





『セリフがベタ過ぎてw』




「べ、別にいいじゃないですかっ！」





『うんwwまぁ別に大丈夫なんだけどさw舞ちゃんと違うクレープ食べるの、もう1個理由あるんだよね〜』





「な、何ですか」





『違う味も食べたいって言って、関節キスが出来るから、かな。』





「…え？あ、あの、う、あぅぁ…」





『舞ちゃん顔真っ赤w』




「うるさい！」




『はいはいwあ、手ぇ繋ご！』




「え、あ、うぁ…はい。」




『こーゆう時は素直なんだねぇ』




「うるさい！！」




『痛い痛いその指はそっちに曲がんないよ』




"恋人の"舞ちゃんは、今日も可愛い

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