はいきゅーの世界にトリップしたけど日向嫌われだったからモブに徹することにした (ページ4)

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序章ページ4

影山side

今日は朝練がなかったから時間に余裕を持って教室に入れそうだ

そんなことを考えながら階段を登っていると一年の教室がある2階の廊下で何やら人が集まっていた

周りの奴らはそれをみながらヒソヒソ何かを話している

.....なんか気持ち悪ぃ視線だな

周りの奴らの視線を辿ると目についたのは俺のよく知るオレンジ色の頭

？！

影「日向？」

俺の声に気づいた日向は一瞬こちらをみて、ダッシュで俺のいる逆方向に走る

影「....？何であんな悲しそうな顔してんだ？」

訳が分からなかったがどこに行ったかもわからない日向を探すのは難しいだろう

部活んときにでも話聞くか

だが、その理由を俺はすぐに知ることになる

教室に入り、自分の席に着こうとするとクラスの奴...........なんか、数字がつく名前だった。

そいつに話しかけられる

「ねぇねぇ影山くん知ってるぅー？？」

気持ち悪い喋り方してんなコイツ

「一組の日向...お前の相棒いるじゃん？？」

影「.......あいつが、なんだ」

「そう、そいつね、同じクラスの奴いじめてたらしーよぉ？？」

....は？

何言ってるんだコイツは

影「あ"？」

「わー、怖ぁい！....てかさぁ、お前も一緒にやってたりして？？」

影「おま「王様ー」....んだよ月島。王様っていうなボゲ」

月「あれ、お取り込み中？王様借りてくね」
山「早く行くよ、影山」

なんで月島と山口がいるんだ？

「ちょ、待てよ！まだ話は終わってねぇよ！」

月「いやだから、急用があるからちょっと借りるねって言ってんじゃん？ごめんわからなかった？それはごめんねーー......じゃあそーゆうことで」

「っ....ふざけんなよっ！テメェらも一緒になっていじめやってたんだろどーせ！！」

月「.......は？くだんない妄言吐き散らしてないでちょっとは勉強でもしてたら？」

月島はそう吐き出して廊下に出る

山口も月島に続いたので俺もそれに倣う

影「で、急用ってなんだ？」

月「日向のこと」

....ああ、あの意味不明なやつか？

山「影山も聞いた？日向の噂」

影「おう。...あんなの信じるやついんのか？」

月「現に日向は嫌われてるみたい。ほとんどの人が信じてるデショ」

山「それで教室にいられないからって日向今屋上にいるんだ。谷地さんも一緒に」

谷地さんもいるのか。

まぁ普通信じる方がおかしいよな

3人、早足になって屋上へ向かう

ガチャ

ドアを開けるとうずくまっている日向と背中をさする谷地さんがいた