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麗「それはつまりどういうこと?」

『だからさ、麗央も知ってるでしょ?私が赤葦を推してるって。つまり、私は推しとキスしてしまったわけ!うわぁぁぁ、もう無理生きていけない、、、』

麗「今生きてて呼吸してるから平気」

『うぐっ、、』

正論パンチかまされたらもう黙るしかない。

でもこうやって麗央は度々私の人生諦めようモードを直してくれるから助かってる。

麗「はあ、そんなんで死ねるんだったら人生難しくないよ。でもまあ、そんなに気まずいなら壁に頭でも打ち付けて記憶なくせば?」

『辛辣ッ!!!!!!!!!!』

なに、麗央は私に死んでほしいの生きてほしいの。

ひどいよ麗央ぉ、、と言いながら机と仲良しする私を軽蔑しきった目で一瞥した麗央は、そのままぶどうパンの袋を捨てて椅子をずるずると引きずって戻っていった。

今の視線はきっと麗央のファンだったら喜びすぎて死ねるだろう。

でもごめん、私そんなMじゃないんだ。

そのまま机に突っ伏しながら仲良しこよししていた私は、隣の椅子がひかれる音で顔を上げた。

『んぬっ!?』

赤「!?」

そうだった。

私の隣赤葦じゃん。

思わず女子らしからぬ声を出した私にびっくりして肩を揺らす赤葦可愛い。

流石私の推し。

でも、忘れてはいけない。





彼が、私のファーストキスの相手だということを。

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蜂蜜色 - ありがとうございます!嬉しいです! (2021年10月14日 0時) (レス) id: c614784317 (このIDを非表示/違反報告)
- かっこいいわぁ 面白かったです (2021年9月23日 0時) (レス) @page20 id: d9ea1d2818 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - アイリスさん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (2021年2月18日 19時) (レス) id: 092c089a72 (このIDを非表示/違反報告)
アイリス - 最後のセリフすごく鳥肌が立ちました!ネタバレになりますので何とは言いませんが (2021年2月18日 18時) (レス) id: 23bcb03a34 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - ハイキュー!!さん» ありがとうございます! (2021年2月12日 1時) (レス) id: 092c089a72 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蜂蜜色 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/honomi12041/  
作成日時:2021年2月11日 10時

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